5月5日は「立夏」でした。
暦ではもう夏なんです。
実感では、まだまだなんですが…(*^^*)
夏は陽気が盛んな季節。
「陽」には、活動的、熱、外、上といった要素がありますので、エネルギーが外へ外へと向かっていきます。
自然に目を向けると、緑が生い茂り動物たちが活発に活動していますね。
季節が変われば、私たちの生活もそれに合わせて変化させないといけません。
心身ともに活動的にして、身体の氣血をめぐらせてあげます。
氣血というと分かりにくいですが、エネルギーと栄養、と考えてください。
氣血がめぐらないと、気持ちがふさぎ込みがちになったり、胃腸の働きが悪くなったり、筋肉がこわばりやすくなります。
そこで、養生法としては適度に身体を動かすことです。
おすすめはランチ後のぶらぶら散歩です。
ポイントは、筋肉を鍛えよう、運動してしっかり汗をかこう、ではなく「ぶらぶらとリラックスして歩く」ことです。
また、活動的なことは日中に行いましょう。
夜にウォーキングや運動をされる方がいらっしゃいますが、本来「夜は陰の時間帯」。
ゆったり過ごすことがおすすめの時間帯です。
最近は、外出自粛要請があり家にこもる時間が増えました。
ストレスを感じイライラも増えるかもしれませんね。
これも、氣血をめぐらすことができないからなんです。
感染しないことは最優先事項ですが、氣血をめぐらすことも大切なので、なんとも悩ましいですね。
三密を避けて、太陽の光を浴びながら適度に身体を動かす工夫をしてみてください。
もちろん、鍼施術でも氣血をめぐらすことができます。
適度な運動と組み合わせると効果がアップ!