はりの部屋

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秋の過ごし方

朝晩が涼しくなり、ずいぶん秋らしくなってきましたね。

 

東洋医学では、秋は「収める」季節です。

自然界をみると、植物は実を結び生命力を種の中に収めます。

動物も冬ごもりの準備のため、栄養をため込みます。

 

夏は気を発散させる季節でしたが、秋は徐々に内に収める季節となります。

心を穏やかに、夏よりも活動的なことは控えめにした生活を心がけましょう。

スポーツの秋といいますが、汗をたくさんかくような激しい運動は避けた方がいいですね。

 

身体をみると、肺、大腸、鼻、感情では憂いなどは秋と関係するといわれています。この時期に、花粉症で鼻がムズムズする、気分がふさぎ込みがち、という方は肺や大腸の働き(東洋医学的な意味での臓腑で、臓器としての内臓とは異なります)に問題があるかもしれません。

ちなみに肺は皮ふとも関係しているため、かゆみなどの症状が出ることもあります。

 

体の中には、エネルギーや栄養が流れる経絡(けいらく)が通っていると考え、経絡は各内臓と連絡しています。

秋と関係する肺の経絡はお腹から始まるので、お腹に負担をかけるとその影響が肺にも及びます。

ということは、食欲の秋といえども食べ過ぎは良くない、ということになります(^_^)

 

以上をまとめると、

・活動的なことは控えめに

・心を穏やかに過ごす

・食べ過ぎない

ことが大切。

これに加えて、「早く寝る」ことも心がけてください。

2020年9月26日 土曜日

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