今年のゴールデンウィークは、ステイホーム週間。
休校延長に外出自粛などで、心身のストレスが高まりますね。
また、テレワークで通勤がなくなり家では座っていることが多く、身体を動かす機会が減っている方もいるのではないでしょうか?
イギリスのダービー大学の研究では、
「自然とのふれ合いにより、副交感神経は活性化する」
と報告されています。
自律神経には、交感神経と副交感神経があります。
車でいうとアクセルが交感神経で、ブレーキが副交感神経と例えられます。
活動的なことをしていたり精神が緊張しているときは交感神経が優位となり、リラックスしているときは副交感神経が優位になっています。
東洋医学的に捉えると、交感神経は「陽」で副交感神経は「陰」に分類されます。
緊張感や高ストレスの状態が続くと、身体は陽に傾きやすくなります。
その影響で、頭痛や肩こり、イライラ、耳鳴り、腰痛、睡眠障害などが出ることがあります。
自然とふれ合い副交感神経を活性化させる、ということは
「陰を増やし、陽に傾いたバランスを整える」ことにつながります。
森や公園をぶらぶらと散歩してみるといいですね。
ただし、三密は避けてくださいね(^_^)
ここでのポイントは、「ぶらぶらと散歩する」ということ。
汗をダラダラかくような運動や筋トレを意識した運動ではなく、「身体を動かす」ことを目的にしてください。
また、この自然とのふれ合いは「偽物の自然」でも効果があるといわれています。
外出は控える、という方は、
PCやスマホの待ち受け画面を自然風景にしたり、スピーカーから川のせせらぎや風の音を流すのもOK。
不安や緊張が高まる今こそリラックスして、心身の健康を保ちましょう!