4月16日から「土用」の時期に入りました。
土用は、立春、立夏、立秋、立冬の前18日間を指します。
5月5日は立夏で、暦ではもう夏になります。
土用は、次の季節に向けて身体を整える時期です。
今は春から夏モードの身体に整えている段階なんですね。
この時期、とくに気をつけていただきたいことがあります。
それは
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お腹に負担をかけないこと
です。
身体を次の季節に整えるために、ある内臓が働きます。
それは「脾」です。
「脾」と言われてもピンとこないですよね。
ここでは、胃だと思ってください。
夏モードに切り替えるために「胃」が
がんばっているところに食べ物の消化活動が加わると、
さらにがんばらなければいけません。
がんばり過ぎて疲弊してしまうと、
身体を夏モードに切り替えることができません。
結果、夏を迎えて体調を崩すことになってしまいます。
そこで注意することは、食べ物の質と量です。
量は、昔から「腹八分に医者いらず」
と言われるように満腹にしないことが大切です。
が、この時期は「腹七分」でもいいくらいです。
3食とも少しずつ減らすか、1食抜くのもいいでしょう。
お酒も控えてくださいね。
質は、甘いものや脂っこいものを控えましょう。
味が濃いものや添加物が多いものも避けたいですね。
理想は、旬で新鮮なものを摂ることです。
春キャベツなんかは良いですね。
これら全てを毎日できればベストですが、
実際はなかなか難しいですよね。
まずは、できることから試してください。