テレワークなどの在宅勤務が増えたり、外出自体を自粛したりで
屋内でじっとしている時間が増えていることと思います。現状、
仕方の無いことですが、それで不調を来しては踏んだり蹴ったり
です。テレビやネットなどで各種体操やストレッチが紹介されて
いるのもこのためでしょう。その中でもオススメのものを紹介
します。
効率を考えれば、一番固まりやすい部位からストレッチするのが
良いわけで、それが腰と肩甲骨です。座位が続けば腰は屈曲した
ままになるので腰椎や仙腸関節の動きが悪くなり、またそけい部が
圧迫されることになります。これは腰痛だけでなく腸の動き悪化、
下肢の冷えやむくみにもつながります。
一方、PC作業や、スマホ、読書、料理などの姿位では肩甲骨が
前外方で固定され動きが悪くなります。いわゆる猫背、巻き肩と
いう状態ですね。こうなると肩コリ頭痛だけでなく、腕のしびれ、
不眠なども誘発され、呼吸が浅くなるため倦怠感も出かねません。
さて、ストレッチの基本は「反対方向へ伸ばし」「気持ちの良い
ところで止め」「深呼吸する」の3ステップを踏むことです。
腰であれば屈曲で固まるわけですから反らすべきですし、肩甲骨
は前外方の反対、後内方へ持っていくことが重要となります。
これができればぶっちゃけどんな方法でもいいんですが(^ ^;)
腰は伏臥上体そらしの姿勢、肩甲骨は後ろに手を組む姿勢が
良いでしょう。言葉だけだと伝わりづらいので、イラスト入りの
サイトを紹介しときます。
腰と肩甲骨は連動していますので、どちらかの症状しかなくても
両方やった方がいいです。これらのストレッチをした後に、爪先
立ち運動をやるとさらに効果的です。余裕があればもも挙げも。
腰と肩甲骨がほぐれたタイミングで足の運動をすると全身の
血液やリンパ液の巡りまでもが良くなるからです。
子供だって似たような環境で過ごしているので、家族みんなで
時間を決めてやると習慣になっていいですね。最近流行の?!
モーニングルーチンにするとかね。(^ ^)