2月4日は立春で、暦ではもう春になります。
前日の3日は季節の分かれ目なので、節分と呼ばれます。
季節が変わるということは、生活の仕方も変化させないといけません。
冬は、「陰」の要素が強い季節です。
生き物は活動的というより、じっとエネルギーを蓄えている時期です。
春になると、「陽」の要素が入ってきます。
動物は冬ごもりから目覚め、植物は芽吹き始めます。
中国の昔の医学書『素問(そもん)』には、
「春は発陳(はっちん)という。」と書かれています。
発陳とは、蓄えていたエネルギーでパッと芽が吹き出す、
といったイメージです。
私たちも身体を伸びやかにして、体内のエネルギーや栄養を
スムーズに巡らしてあげないといけません。
しかし、この時期は入学や進学、就職、転職など環境が
変わりやすくストレスが増える時期でもあります。
ストレスを抱え込むと、身体のエネルギーは滞りやすくなります。
こんな時は、適度に身体を動かすといいですね。
おすすめは、ランチ後のぶらぶら散歩(^_^)。
「がんばろう、ひと汗かこう」としないで、
ただぶらぶらと歩く
のがコツです。
汗をかき過ぎたり、夜になってから活動的になるのは逆効果
ですので、避けましょうね。
春の陽気を浴びて、適度に身体を動かせば、きっと心身とも
に伸びやかに過ごせることでしょう。