新型コロナウイルスに感染しても、肺炎を発症する人と
しない人がいます。
この差は何でしょうか?
東洋医学の視点で考えてみます。
東洋医学の考え方のベースには、陰陽の概念があります。
陰と陽を簡単に分類すると
陽…熱、火、昼、上
陰…寒、水、夜、下
といった感じです。
肺炎は、肺の炎症です。
炎という字が表すように、肺が熱を持った状態、
つまり陽に傾いた状態です。
そのため、身体の陰と陽のバランスは
陽>陰
と考えられます。
ここで自然現象をイメージしてください。
火が小さいうちに水をかければ、火が大きくなることはありません。
身体も同様に、火(陽)が大きくならないうちに水(陰)で抑えることができていれば、
肺炎という「炎」の状態にならずに済むわけです。
つまり、発症する人としない人の差は、
陰がしっかりしているか否か
ではないかと考えています。
では、陰をしっかりさせるにはどうすればいいか?
・早く寝る
・食事の量と質を見直す
・お酒を控える
・パソコンやスマホの視聴時間を減らす
・長風呂やエアコンで温め過ぎない
といった生活スタイルにするのがいいでしょう。
身体を整えて、内側からもウイルス対策していきましょうね。
※あくまで東洋医学をベースにした鍼灸師の見解です。