あけましておめでとうございます。
新年を迎え、もう六日目です。昨日から診療が始まりましたが、風邪症状を訴える方が多く来院されました。
風邪症状の原因として、寒かったから身体を冷やしたかな?と考えることがあると思いますが、意外にその反対だったりします。
暖め過ぎです。
エアコンで部屋を暖めると、暖気が肺に入ります。暖められた肺は、せきや鼻水といった症状を出して熱を排出します。
また、暖められた空気は上昇しますので、身体の上部(顔や頭など)に症状が出て足が冷える、といった状態になりやすいのです。
もちろん、原因はこれだけではなく食べ過ぎや飲み過ぎ、疲れなども影響します。
鼻水やせきといった症状は悪者扱いされ、「早く止めなきゃ」と考えがちですが、身体はバランスを取ろうとしてこれらの症状を出しているのです。症状だけにとらわれず、なぜそのような症状が出たのか、身体のバランスはどんな状態だろうか、という視点が持てるようになると予防ができるようになります。
はり施術の中では、ご自身でメンテナンスができるように、このようなお話しもしていきます。
興味がある方は、一度体験してみてください。