当院のはり施術の特徴として、東洋医学の考え方に基づいた生活法をアドバイスさせていただいています。
仮に施術を受けて良い状態になったとしても、生活習慣がこれまでと変わらなければ、また身体は元の状態に戻ってしまいます。そこで生活習慣の見直しにも取り組んでいただいて、一緒に健康を取り戻していきましょう、というスタンスをとっています。
『解体新書』を書いた杉田玄白さんは、養生法の7か条を記しています。
→は意訳です。
1.昨日の非は恨悔すべからず
→過ぎ去ったことをくよくよ考えないようにしましょう。
2.明日の是は慮念すべからず
→まだ来ぬ明日のことを心配し過ぎないようにしましょう。
3.飲と食とは度を過ごすべからず
→食べ過ぎ飲み過ぎはやめましょう。
4.正物に非ざれば苟も食すべからず
→旬ではないものや新鮮ではないものを食べないようにしましょう。
5.事なき時は薬を服すべからず
→薬を飲むほどでもないのに、むやみに薬を飲まないようにしましょう。
6.壮実を頼んで房をすごすべからず
→健康だからといって過度な性生活は慎みましょう。
7.動作を勤めて、安を好むべからず
→適度に身体を動かしましょう。
現代の生活にも十分当てはまりますね。
できそうな事から実践してみてください。