自身が糖尿病になったお医者さんの対談本を読みました。
この先生は、インスリンをすすめられたが薬に頼らず、食事と運動習慣を見直して
血糖コントロールをしています。
理由は、薬の副作用が嫌だったからだそうです。
相当な努力をされたと思いますが、薬を飲まずに生活習慣を見直すだけでも十分に
治療となり得ることを、医師が身をもって証明したことはとても意義のあることだ
と思います。
糖尿病に限らず、いろいろな病気や症状の改善には、薬物療法が選択されることが
多いですね。しかし、薬を飲んで、はいおしまい!では、なかなか薬と縁を切るこ
とができませんし、場合によっては薬の量が増えたり強度が増す事もあり得ます。
薬物療法の効果を上げるためには、生活習慣の改善が不可欠なんですね。
はり治療においても似たことがいえます。
生活習慣がそのままでは、施術の効果は一時のものとなってしまいます。
実際に、症状が改善している方の多くは、少しずつ生活習慣を変える努力をされて
いますし、まず生活習慣への意識が変化しています。
はり治療は、患者さんとの二人三脚で進めていくものです。
施術内では、東洋医学に基づいた生活法もアドバイスさせていただいています。
一般的に良いとされていることが、実は身体に悪かった…なんて事もありますよ。
興味のある方は、院内のパンフレットをご覧ください。