院長室

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Bスポット療法の本

慢性上咽頭炎に対する塩化亜鉛塗布をBスポット療法と言い

ますが、この度この治療の第一人者である堀田修先生の

新刊「つらい不調が続いたら慢性上咽頭炎を治しなさい

が出版されました。

 

堀田先生の著書はこれまでも何冊か出版されていますが、

今回の本はイラストなどを多用しており取っつきやすいです。

またBスポット療法に付随するセルフケアなども紹介されて

いるので、とても充実した内容だと思います。

 

そもそも慢性上咽頭炎は認識されていないだけで、結構

昔から言われている病態です。鼻閉や後鼻漏などの耳鼻科

的症状だけでなく、頭痛、不眠、アレルギーなどとの関連

もあるようです。最近では副腎疲労の治療にも用いられる

ようになって、栄養療法業界でも注目されているんです。

 

Bスポットという名称は “鼻咽腔” の “び” から来ている

という何ともお茶目な理由ですが、海外からの問い合わせ

などに説明が難しいらしく(笑)、最近では上咽頭擦過

療法の(英語の)頭文字でEATと表現しているようです。

ま、その方がいいでしょうな。

 

実は来月の健康教室はこの上咽頭炎をテーマに実施する

ので驚きのタイミングなんですが、この本を読まれると

僕が話す必要がなくなるじゃん、という側面も。(笑)

でも巻末の実施医療機関にウチも載せた都合でしばらく

当院でもこの書籍を販売しますので、ご興味がある方は

お申し付けください。その上で健康教室も参加して

頂けると尚良し。(^皿^)

 

Bスポット療法は程度がひどいほど痛い治療でもあるので

ちょっとハードルは高いですけど、一考する価値はある

と思います。

2018年2月19日 月曜日

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