すっきりとした秋晴れが少ないですね。
さて、『東洋医学とはりのお話し その35』ができました。
今回は「聞診」についてです。「聞」には、「きく」だけでなく
「嗅ぐ」という意味もありますので、声や咳の音、口臭、体臭な
ども聞診に含まれます。
痰が絡む咳か乾いた咳か、口臭が気になるかによって身体の状態
を見立てていきます。これからの季節、咳やのどの不調を訴える
方が増えてきます。問診時に、どんな咳なのかをお聞きすること
で、お身体の状態を知るヒントが得られます。
また、便の色や臭いも体調を知る目安になります。
色が濃いほど、また臭いがきついほど身体に熱があると考えます。
ご自身の体調管理に、便をチェックしてみてはいかがでしょうか?