はりの部屋

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年末年始もほどほどに。

ついに大晦日ですね。

今年もあと数時間です。

 

年末年始は身体に負担をかけやすい時です。

大掃除、食べ過ぎ飲み過ぎ、夜更かし…などなど。

家族や仲間と楽しい時間を過ごす事は、心身にとって良い効果を

生みます。しかし、過度になってしまうと逆効果です。

食べ過ぎた、飲み過ぎた…なんて日は、早く寝たりテレビやスマホ

を控えるなどして調整してください。

 

では、良いお年をお迎えください。

今週の予約状況です。

1/5(金) 1/6(土)
午前 ×
午後 ×

〇…空きあり ×…空きなし

 

2017年12月31日 日曜日

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体型のくずれ

「小顔」「お腹すっきり」「足すらり」…誰もが憧れる

ワードですよね。サプリなどでこれらを「改善できる!」

と謳えば商品価値はぐっと上がったりもします。でも

それで効果を実感できた、と聞いたことがあるでしょうか?

 

栄養療法で不足栄養素を補い、過剰な糖質やトランス脂肪

を制限すれば確かに体型は変化します。筋肉がついて

くるし太りにくくもなります。しかしながら、それだけ

では上記のような「一つ上の」ボディバランスまでは

到達しにくいです。

 

それを実現するには日常の体の使い方も改める必要がある

のです。まさに姿勢ですね。無理な体勢で力仕事をしたり、

同じ姿勢でPC作業を続けたりすると、自然と過剰な力が

入ります。これにより関節の動きが制限されたり、筋肉が

不自然に盛り上がったりすれば見た目にも変化を及ぼします。

 

ということは、力を入れすぎない、入れ続けないことが

重要になってきますね。対策としてヨガやピラティスなんか

も良いと思いますが、不慣れなポーズを取るために全身に

力が入ってしまっては逆効果だと思います。ポイントは

「いかに脱力して良い姿勢を保てるか」です。見た目の

美しさは無駄な力を入れないことから!

 

師走の多忙な時期、ラストスパートで身体に無理を強いる

方も多いと思いますが、そんな時こそ脱力してみては?

意外とその方が仕事が進むかも知れませんよ。

 

2017年12月28日 木曜日

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風邪と栄養

いよいよインフルエンザが流行し始めました。当院でも

既に何人か陽性が出ています。インフルエンザだけでなく

一般的な風邪もウィルス感染症なので抗生物質が無効

なのは言うまでもありませんが、かと言って特定の

ウィルスだけを殺す薬もないのが実情です。

 

漢方薬も頻用されるようになってきましたが、これも

基本的には対症療法です。症状緩和と共に身体を温めて

免疫賦活ができるので西洋薬よりも効き所が多いとは

思います。

 

意外と治療の盲点のなるのが栄養素です。どちらかと

言うと治療というよりは回復期に用いられる物、と

認識されがちです。しかし積極的に使っていけば薬と

同等、それ以上の効果を発揮するものなんです。やはり

一番切れ味がよいのは抗酸化作用を有するビタミンC

ですね。ビタミンCは一度に大量に摂取しても腸からの

吸収量には限度があるので少量頻回が基本です。1回に

400mg〜800mgくらいがいいかな。

 

ビタミンB群は直接的な抗酸化作用はありませんが、

ミトコンドリアに必須なので摂っておくと回復が早い

ですね。直接的に抗ウィルス作用が期待できるのが

オリーブ葉エキスです。もし自分がインフルエンザに

罹患したら漢方薬とビタミンC+オリーブ葉で攻めると

思います。悪心や嘔吐などで経口摂取が困難な場合は

マイヤーズ点滴が良いでしょう。ビタミンC、B群を

一気に摂ることができます。

 

まだまだ油断ならない日が続きます。日々摂取する

栄養素にも気を配ってみてくださいね。

2017年12月25日 月曜日

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症状は身体のサイン

風邪やインフルエンザが徐々に増えてきました。

 

「つらい風邪の症状に早く効く」などTVのCMでよく耳にします。

果たして、症状を早く抑えることは身体にとって良いことでしょうか?

薬には副作用のリスクがあります。

ある調査によると、風邪薬を服用した場合としなかった場合を比較した結果、

治癒までに要した時間は平均して1日違いだったそうです。

1日でも早く治すことと副作用のリスクを天秤にかけて、よく考えてみる必要

があるでしょう。

 

さて、症状は身体からのサインであり、意味があります。

例えば、下痢という症状は東洋医学では、胃腸が冷えているか身体に余剰な熱

があると考えます。

仮に、余剰な熱が原因だった場合を考えてみましょう。

身体に余剰な熱があるため、下痢という症状で身体は熱を排出しようとします。

そのため、薬で下痢を止めてしまうと、熱を出すことができず身体の中にこもっ

てしまい、さらに他の症状を引き起こします。

 

何らかの症状が出たら、身体からのサインだと思って自分の身体や生活を振り

返ってみましょう。

 

今週の予約状況です。

12/25(月) 12/26(火) 12/28(木) 12/29(金) 12/30(土)
午前 ×
午後 ×

〇…空きあり △…一部空きあり ×…空きなし

2017年12月24日 日曜日

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飲酒のお供に

もう既に忘年会を何度も(笑)済ませている方もみえると

思います。それに伴って飲酒量も増えドリンク剤のお世話

にまでなっていませんか?

 

根本的には飲む量を減らせばいいだけなんですが(^ ^;)、

そうは言っていられますまい。僕はもっぱら独り飲みなので

飲み過ぎることはまずないですが、仕事の付き合いなど

では避けられない場面もあることでしょう。

 

さて、アルコールは化学物質なので身体にとっては異物

です。つまり肝臓で分解しないと危険な物です。だから

過飲で肝障害になるわけですが、この時に必要なのが

アルコール分解酵素という酵素です。この酵素がなければ

いわゆる下戸になりますし、少なければすぐに顔が赤く

なる、ということです。

 

これらの人はそもそも飲み過ぎませんから、問題になる

のは酵素はしっかり出るけど能力を超えて飲酒した場合

ですね。飲まねばならない時にはこの酵素をしっかり増やす

ことが対策になり得ます。そしてこの酵素を活性化させる

栄養素が亜鉛なんです。ですから、飲酒量が増える時には

亜鉛を含む食材が効果的、となります。具体的には牡蛎や

赤身肉です。

 

逆に、アルコール過飲では酵素を大量消費するので亜鉛不足

になりやすい、とも言えます。亜鉛はアレルギーにも深く

関与するミネラルなので、アルコール常飲者は花粉症や

じんま疹などのアレルギー性疾患のリスクが高くなります。

この時期のお供は、亜鉛ですぜ。(^ ^)

2017年12月21日 木曜日

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