もう既に忘年会を何度も(笑)済ませている方もみえると
思います。それに伴って飲酒量も増えドリンク剤のお世話
にまでなっていませんか?
根本的には飲む量を減らせばいいだけなんですが(^ ^;)、
そうは言っていられますまい。僕はもっぱら独り飲みなので
飲み過ぎることはまずないですが、仕事の付き合いなど
では避けられない場面もあることでしょう。
さて、アルコールは化学物質なので身体にとっては異物
です。つまり肝臓で分解しないと危険な物です。だから
過飲で肝障害になるわけですが、この時に必要なのが
アルコール分解酵素という酵素です。この酵素がなければ
いわゆる下戸になりますし、少なければすぐに顔が赤く
なる、ということです。
これらの人はそもそも飲み過ぎませんから、問題になる
のは酵素はしっかり出るけど能力を超えて飲酒した場合
ですね。飲まねばならない時にはこの酵素をしっかり増やす
ことが対策になり得ます。そしてこの酵素を活性化させる
栄養素が亜鉛なんです。ですから、飲酒量が増える時には
亜鉛を含む食材が効果的、となります。具体的には牡蛎や
赤身肉です。
逆に、アルコール過飲では酵素を大量消費するので亜鉛不足
になりやすい、とも言えます。亜鉛はアレルギーにも深く
関与するミネラルなので、アルコール常飲者は花粉症や
じんま疹などのアレルギー性疾患のリスクが高くなります。
この時期のお供は、亜鉛ですぜ。(^ ^)