さてさて追い込まれた政府はなりふり構わず再稼働と増税に
動き始めました。古賀さん曰く、6月の国会の事故調査委員会
の報告が極めて再稼働に不利になりそうだから、その提出前に
再稼働を決定したい思惑があるのでは、ということですが、
調査結果前に再稼働するんなら、調査自体の意味はナニ?
ってことになりますし、核燃料の処理問題が解決しないのに
稼働させていいの?って問題もあります。
消費増税にしたって、官僚に乗せられた民主と自民がケンカ
してるように見せかけながら、なし崩し的に決まるでしょう。
我々はきっと誰もが、電力が不足しているならば原発を動かす
ことに反対していないし、復興などにお金が掛かるなら増税
だって構わないと思っています。問題はそれが「本当なのか?」
ってことです。
再稼働は原発ムラの利権を絶やさないためで、消費増税は官僚の
利権を拡大するため、という疑念があるから簡単に賛成できない
んだと思います。そこをはっきりさせてくれる人がいたら、即
首相っす。(笑)
完全にクリーンな政治なんて理想論なんでしょうけど、国民に
疑われっぱなしの政治ってのも情けないですよねぇ。
まあでも、僕レベルがここまで考えるようになったのは、政治の
不甲斐なさのせいですし、その先にこそ改革があるのかも知れません。
せめて、国民に白い眼で見られるような政治であって欲しくないですね。