ここのところ自動車での悲惨な事故が連発していますね。
事故に遭われた家族にとっては青天の霹靂ともいうべき
衝撃で、その感情は察するに余りあります。
防ぎようがないから「事件」ではなく「事故」なのですが、
それで済ますことは到底できず、管理体制はどうだったのか
とか、迅速な対応ができていたのかとか、責任の所在を求めて
報道は過熱します。
原発事故関連の報道もそうですが、煽るような一過性のもの
でなく、予防に活かせる報道でなければいけないと思います。
特に日本は責任の所在を曖昧にするのが得意な社会です。昔から
“敗者”を作らないことに腐心してきたので、談合はなくならないし
経産省の次官がクビになることもありません。
しかも“不吉なことは口にしない”文化があるので、契約書は
薄っぺらになり危機管理能力は低下します。飲酒運転に高額な
罰金を設けて見事に飲酒運転による交通事故が減ったように、
やはり再発防止には厳罰化が必要なのでしょう。
大飯原発の再稼働に関する工程表作成・認可のようにマッハで
法改正をして欲しいです。