院長室

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医院とクリニックと一方通行

・ウチは同一敷地内に日野医院とひのクリニックが併設、という変則の開業形式をとっており入り口が別なのですが、クリニックは元々日野医院の入り口だったため間違えて来院される方が多いです。紛らわしい作りになってしまい申し訳ないと思うのですが、今のところさらなる改装の予定はありません。また立地的にも一方通行が多い区域で、「近くまで来てるんだけど到達できない」という方もみえます。さすがにこれは改装の余地はありませんが、こういう不便さがあるからこそ、何とか分かり易くしようと知恵を絞るわけです。
・不便さが発明の母とも言われますが、「こうしたい」と思うエネルギーが大切ですね。医者が患者さんを治したいと思うのは当然ですが、それは何も診察室内だけの事ではないはずです。医院やクリニックに来院した時点からのこと、さらには気分良く来院できるような雰囲気までも含めて“治療”と捉えたいと思っています。そのためにはどうしたら…と頭を悩ますことが発明につながるといいです。

2009年1月28日 水曜日

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友人からの贈り物

・先日、医師の友人から開院祝いが届きました。開院して約3ヵ月、今頃かよ!という気もしますが、ありがたいものです。開業すると益々関係は疎遠になってしまいますが、気にしてくれていると思うと活力になりますね。病院なんてお世話にならない方がいいに決まっていますが、せめて自分が出会った患者さんには活力を与えられるような医師でありたいです。
・さて、そのモノは何の変哲もない時計なのですが、「時は刻々と流れているから、あせらず頑張れ」とのメッセージが。面と向かったら「何をナマイキな!」なんてひねくれたことを言ってしまいそうなので、この場でこっそり感謝です。

2009年1月26日 月曜日

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漢方研修会

・今日は漢方の研修会に出席するため、午後は休診です。漢方薬は使い方が一通りではないので、常に新しい知識を得るよう心がけたり、他の先生の経験を知ることが診断力上達の近道となります。こういった研修会は、漢方を専門でやられている先生のお話が聞けるので、思いもよらない使い方など新発見があって有用なのです。休診にせざるを得ないので、患者さんには迷惑をかけますが、極力参加するようにしています。
・とは言え、一番の教科書になるのは日々の診察です。患者さんから学ぶことが非常に多いです。やはりナマの経験に勝るものはありませんね。

2009年1月24日 土曜日

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インフルエンザ

・徐々に増えてきましたね、インフルエンザ。一宮地区でも学級閉鎖が報告されました。今年はA型が多いようですが、最近問題となっているのはタミフル耐性インフルエンザの増加です。
タミフルには副作用の問題があり、特に小児には使用しづらい感がありましたが、特効薬ということで毎年使われてきました。しかしタミフルが効かないインフルエンザが出現してきたのです。「菌」と「菌を殺す薬」は昔からイタチごっこの関係で、新しい薬ができればそれに耐性のある菌が生まれ、また新薬が開発され…を繰り返しています。タミフル耐性インフルエンザの出現も自然の流れと言えるかも知れません。
・だからと言ってインフルエンザを放っておく訳にもいきません。麻黄湯という漢方薬はタミフルと同程度の効果があるとの報告もあり注目されています。タミフルのような副作用もありませんので、小児科の先生方の間では既にかなりメジャーなようです。

2009年1月23日 金曜日

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