院長室

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対・乾燥!

颯爽と(?)冬将軍の第1陣も到来し、順調に寒くなっていますが、同時に厳しい

乾燥の季節となります。夏冬の温度差もさることながら、湿度の差も強烈ですよね。

特にこの地域はひどい。(^ ^;)


乾燥するともちろんお肌の諸症状は悪化しますが、鼻やノドもやられますよね。全身

湿潤療法でしっとりさせてしまいたいくらいです。もうあまりクリームの保湿剤を

使ってみえる方はいないと思いますが、念のため再度解説。クリーム剤はその製造

過程で界面活性剤を必要とすることがほとんどで、この界面活性剤がキズに悪さを

します。乾燥肌は顕微鏡的にはキズですから、どんな有効成分が配合されていようと

クリーム剤は使うべきではありません。界面活性剤はシャンプーやボディソープにも

多く含まれますから、良かれと思って毎日これらで洗うのも逆効果です。


なのでお肌のお手入れにはワセリンが適しているのですね。ウチでは伸びの良いプラ

スチベースを使っていますが、同じものです。プロペトもいいですね。ワセリンの使用

には少しコツがあって、ただ塗るだけではなく30秒くらいかけてすり込むようにして

塗り、さらにキッチンペーパーなどでゴシゴシ拭き取るといいです。ワックスがけの

要領ですね。布団の中はかなり乾燥するので寝る前には必ずやりましょう。


ヒビ割れができてしまっている場合は、ワックスがけにさらにフィルムテープ貼付が

有効です。最近は薄くて通気性の良い商品が出ていて、貼っている感じも少なく剥がれ

にくいのでとても助かります。ウチでは「エアウォール」という商品を使っていますが、

大変優秀です。コツはワセリンを塗った範囲より大きく貼ることです。ズレちゃいます

からね。


さて、お肌以外の乾燥部位で困るのは鼻です。ワセリンを鼻に塗ると言っても限界が

ありますよね。とても指が細い人はイケるかも知れませんが。(笑)そこで有用なのが

液状馬油です。「ソンバーユ」という商品がありますが、これの液状版がよいですね。

寝る前に鼻の中に垂らしてノドに落ちてくれば、鼻もコーティングOK!全身しっとり

人間のできあがりです。いずれも安価なので是非試してみて下さい。

2013年11月18日 月曜日

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「清須会議」

三谷幸喜×大泉洋!と聞いただけでジャンルを聞くことなく公開日に並んで

観たいと思ったくらい興奮して待っていました。もうね、完璧。三谷監督も

洋ちゃんもキャリアベストの作品になったのではなかろうか。

 

舞台は戦国時代。織田信長が本能寺の変で明智光秀に討たれ、その光秀も

秀吉に討たれた後、織田家の後継者をどうするか、というお話。それを決める

ために清須で会議が開かれるのですが、そこには各々の思惑が絡まり…。

清須会議は話し合いで歴史が動いた極めて稀な事件なんですが、いかんせん

地味なのであまりスポットは当てられず、大河ドラマでもさらっと流される始末。

そこをわざわざ映画にするなんて、三谷幸喜さんにしかできない所業でしょう。

 

我らが洋ちゃんは秀吉を熱演。柴田勝家役の役所広司さんが主演ではありますが、

もうダブル主演と言ってしまってもいい活躍でした。その他のキャストも、まぁ

豪勢でエンドロールを見て初めて「あの人も出てたんかい!」となります。(^ ^;)

天海祐希なんて台詞ないし。(笑)これもまた三谷幸喜さんにしかできない荒業

でしょう。

 

さて、しかしながら最近の三谷作品を期待してしまうと裏切られると思います。

芸達者ばかりの映画で、台詞から小物までこだわっていて、三谷脚本なんですから

抱腹絶倒間違いなし!と思われてしまいますが、実はとっても真面目な歴史映画です。

日本史の特徴でもある「血統第一主義」による不幸や切なさを如実に描いています。

合戦もなければ斬り合いもないこの映画で、このテーマを描ききるのは実は偉業

なんじゃないかと思うわけです。

 

最近の三谷作品はあざとい笑いが多くて薄っぺらい印象があったんですが、本作は

監督の本気さを感じられました。さすがに若干の予備知識がないと厳しいので、

Wikipediaなんかで予習しておくとすんごい面白いと思います。(^ ^)

2013年11月14日 木曜日

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ワクチンの是非

急に寒くなって風邪の患者さんが増えています。本当に今年はちょうどいい気温が

なかったですね。日本の四季のピンチです。(笑)


11月からインフルエンザワクチンの接種が始まりまして、ウチでも予約受付を

しております。毎年「ワクチン打ったのに罹った〜」とか「やらないと不安だから

打ってる」とか聞きますが、接種する意義は本当にあるのでしょうか?


ワクチンは病原体そのものを入れて身体に抗体を作らせることが効果の仕組みです

から、確かに症状を軽く済ませることはできそうです。しかしながらこの抗体を作る

のがヘタな人には無意味だし、逆に不調になる可能性があります。抗体というのは

タンパク質が原料ですから、タンパク不足の人は実はあまりワクチンは向いていない

とも言えます。


タンパク質が足りているかどうかの評価は自分では分かりにくいと思いますが、

食事を思い返して頂いて、肉や魚、大豆製品が少ない人は多分タンパク質が少ない

です。逆に日頃からタンパク質を十分に摂っていれば抗体が作られやすいということ

になりますが、十分に肉や魚を摂っていれば、免疫に必要なビタミンやミネラルも

同時に入ってきますから、ワクチンが土台不要かも知れません。(^ ^;)

あとワクチンには微量ですが水銀が含まれていたりするので、最近ではこれに

警鐘を鳴らす向きもあります。


ということで、接種受付をしておいて何ですが(^ ^;)少なくともワクチンを過大評価

するのは避けるべきかと思います。人混みに行ったら例えワクチンを打っていても、

うがいや手洗いは絶対にすべきです。

2013年11月11日 月曜日

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「グランド・イリュージョン」

デヴィッド・カッパーフィールドのイリュージョンに度肝を抜かれてかれこれ20年。

以来すっかりマジックファンになってしまったのですが、そのデヴィッドさんが

アドバイザーに参加している作品です。ちなみにDaigoが字幕の方のアドバイザーで

参加してるそうですが、特にその気配は感じませんでした。(笑)

 

4人のマジシャンが大がかりなイリュージョンで実際に銀行から金を消した!これを

事件として捜査に乗り出す警察と、マジシャンのネタばらしを生業とする人物の

三つ巴の騙し合いが始まった…!ってもの凄いドキドキするストーリーですよね?!ね?!

正直、「いくら何でもそりゃねーだろ」と思えるご都合主義的展開が多く、また

マジックより催眠術に頼り切ってるよね?というブチ壊し感もあったりで、ツッコミ

疲れするくらいなんですが、テンポがよく、演出もイカしているのであんまり

気になりません。これもイリュージョンなのか?!(笑)

 

冒頭からタイトルまでのシークエンスなんてめっちゃカッコいいです。4人のマジシャン

もとっても雰囲気がよく、またネタばらしもちょいちょい出てくるので、飽きません。

原題は「Now you see me」で、マリック風に言えば「よく見てて下さい!」なんですが

これは劇中何度も出てくる「近づきすぎると見えなくなる」という台詞にリンクして

います。なので、邦題のセンスのなさにまた閉口するわけですが、この映画はマジック

を題材にはしながら実は人間関係の距離感がテーマだったりするところがニクいです。

 

とかくこういうミステリちっくな作品はキャスティングが難しいです。あまりに有名な

俳優をちょい役で使うはずないので、小説よりも前情報が多く色々と予想されてしまうん

ですよね。今作ではモーガン・フリーマンがそうです。ネタばらしを生業とする役なん

ですが、どうしたって重要な役だと最初から思ってしまいますよね。さてその真相は…

観てのお楽しみ。(^皿^)

 

個人的“イリュージョン”度では「レッド・ライト」の方が上ですが、マジックファンならず

とも楽しめる見事な“ショー”に仕上がっております。

2013年11月7日 木曜日

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しびれた〜

プロ野球日本一がイーグルスに決定し、今季の日程が終了しました。いやー、

昨日の試合は凄かったですね。結果は0−3ですが、牧田のHRがなければ

勝敗の行方は分からなかったと思います。イーグルスは中盤での追加点がなくて

ひっくり返されてましたからね。もちろんマー君もすごかった。でも半分くらい

の人は予想してたんじゃないだろか?7回からすっぱり則本に代えた時点で

「9回・田中」は決まってたんじゃないでしょうかねぇ。ハラハラでしたけど。(^ ^;)


ジャイアンツも阿部の不振が大要因とか言われますが、なんせ捕手ですからね。

短期決戦で最も神経を使うポジションですから、最初から期待してはいけなかった

と思うんですよ。好調の村田を4番で固定して寺内を1番に抜擢した方が、迷いの

見える坂本や長野も楽に打てたんじゃないかとも思います。あとは延長15回

まで計算に入れなきゃいけないと言っても少し選手を温存しすぎた感がありますね。

杉内の代えっぷりだけは良かったけど。(笑)


しかし近年の中では最も見応えのあるシリーズだったのではないでしょうか。

プロ野球ファンにとっては堪らない7試合でしたね。(^ ^)

難点を言えば…古田氏の解説!的がズレててあまり解説になっていないのよ。(泣)

挙げ句「東北の奇跡2013」と来たもんだ。ズッコケた人、手挙げてーー!

もうアンタがDOすんのよ!?と言いたい。


球界全体が高齢化して、今年は貢献してきた選手も容赦なくクビになりそうなので、

ストーブリーグが熱くなりそうですね。既にジャイアンツでは小笠原と谷の

自由契約が発表されていますが、わがドラゴンズでも井端に厳冬が来そうです。

さてどうなることやら…目が離せませんね!

2013年11月4日 月曜日

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