院長室

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最後の祝日診療

かねてからお伝えしていた通り、来年からは祝日の診療はなくなります。

ですから、今日が最後の祝日診療だったんです。思えば開院当初は日曜日も

診療していましたから、休みは水曜日のみでした。ウィークデーに来られ

ない人のために…と思って診療しましたが、実質日曜・祝日の来院者は増えず、

閑古鳥状態でした。今思えば、患者さんのため、と言うよりも自分が不安

だったんでしょうね。気ばかり焦って、休むと患者さんが来ないのではない

かと不安になるという。うーん、若いねー。(笑)


そのうち水曜日に専門学校の講師の仕事が入るようになり、いよいよ身動きが

取れなくなり、自分の勉強が全くできなくて困ったので日曜は休診にすること

にしました。これでセミナーなどに参加できるようになり、それと共に次第に

患者さんも増えた次第です。やはり知識の貯金なんてすぐになくなるものですね。

常時ブラッシュアップしていないと良い治療はできなくて結局患者さんは離れて

行ってしまうと思います。医療は治るという結果ももちろん大事ですが、それ

以前に信頼がないと成り立ちませんから。


そして祝日を休みにさせてもらいます。日曜・祝日と連続で行われるセミナーが

あったりしてこれまでは臨時休診なんてイラギュラーもあって混乱を招きましたし、

何よりスタッフが疲弊します。僕一人で治療ができるわけではないので、スタッフ

の元気や健康が必要です。めっちゃ暗いクリニックなんて嫌ですもんね。(^ ^;)


さらに来年の統合を迎えて25日に改装工事が控えます。日程調整が厳しくて

突貫工事っす。1日で終わるのか!?まさに聖なる夜です。(違う)

来年からは診療内容も少し変わるのでHPの記事もマイナーチェンジします。

僕とスタッフのユニフォームも変わります。ふっふっふ。

祝日診療はなくなりますが、診療の質を低下させないよう、これからも工夫して

いきますのでどうぞ宜しくお願い致します。m(_ _)m

2013年12月23日 月曜日

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「ゼロ・グラビティ」

毎年、だいたい年間で劇場・DVD併せて50本くらいの映画を観ますが、

この時期になると自分が観た映画で本年ベストは何かなーと鑑賞リストを

ニヤニヤ見ながら考えるのが楽しみだったりします。(暗いねー)

 

そんな楽しみを吹っ飛ばす勢いが本作にはありました。宇宙空間で作業中に

母船が大破し残り少ない酸素で無限の宇宙に放り出されてしまう…という

SFアドベンチャーっぽい設定ですが、むしろこれは「無」という密室に

閉じ込められたシチュエーションスリラーです。めっちゃコワイぞ、宇宙!

子供っぽい宇宙への憧れは綺麗に粉々になるでしょう。(笑)

 

無情で無慈悲、でも何者にも侵害されない宇宙から、しがらみや忘れてしまい

たい現実の待つ地球への帰還、それと絶望と希望をうまくシンクロさせる

脚本も見事ですが、特筆すべきは懲りまくっている映像でしょう。一体

どうやって撮ったのさ?!という映像の連発です。アルフォンソ・キュアロン

監督は前作「トゥモロー・ワールド」でも度肝を抜く映像を見せてくれました

が、今作はさらにその上を3段飛びで行く感じ。臨場感がハンパない。まるで

ユニバーサル・スタジオのアトラクションの様。行ったことないけど。

 

主要登場人物は2人ですが、実質主演のサンドラ・ブロックさんの独壇場です。

そしてその演技は圧巻。助演の名優ジョージ・クルーニーも味がありますが、

今回ばかりは引き立て役。なんと管制塔の声のみの出演でエド・ハリス。

エンドロール見てびっくりしましたが、そんな所にまで凝ってどうすんの。(笑)

 

そんなわけで楽しい映画ではありませんが、90分間に見所ばかりがギュッと

詰まった大作です。ちなみに原題は「Gravity」。映画を観終わると、わざわざ

「ゼロ」をつけた人のセンスのなさを感じることでしょう。

2013年12月19日 木曜日

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いやいや待て待て

昨日はセミナーで東京でしたが、帰りの名古屋駅も一宮駅も人がいっぱいで

「え?!皆、THE MANZAI始まっちゃうよ?!」ってくらいワクワクして

いたのですが、まービックリ。


グループAはチーモンチョーチュウでグループBは学天即、グループCは流れ星

でしょうが!流れ星の破壊力は群を抜いていました。

構成にもの凄いヤラセ感があって決勝を前にシラけちゃいましたよ。もう。

順当な決勝の組み合わせで盛り上げといて大番狂わせで落とすみたいな。チープ。

審査員の審査基準が統一されていないっぽいので、結局好みで選ばれてるだけ、

という印象でコメントにも説得力がない。「巧さ」をとるのか「面白さ」をとるのか、

どちらもあれば最高ですけど、比重が人によって全然違って、まだM-1時代の

方が裁定にスッキリ感がありました。客と同じノリで観るならワラテンの比重を

重くするべきだしね。ちなみにどちらも有していたのがサンドウィッチマンですな。

神ネタでした。


まぁしかし、「肘神様の踊り」は間違いなくYou Tubeの再生ランクトップに

なりますね。なんせ僕はもう録画で3回観てますから。(笑)姪っ子にも教えよう。

結構、世論(?)も分かっていて、近年はトップ賞が売れない現象が起きている

みたいですから、風藤松原やオジンオズボーンも腐らないで欲しい。いやごめん、

天竺鼠は無理。(^ ^;)キングオブコントでもやりやがったし。千鳥はどうも

ハクベイがピークやったね。


という訳で、何だかんだ言って楽しんでるやないけ!というツッコミと共に実は

トレンディエンジェルに乾杯した夜でした。(笑)ハゲラッチョ!

2013年12月16日 月曜日

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外反母趾の影響

足の親指が外側に向かって変形してしまう外反母趾はよく知られていますよね。

時には隣の指に重なってしまうこともあるのですが、有名な割には実はあまり

正確に知られていません。


よく「高いヒールの靴を履いていたせい」だとか「先の狭い靴を履く習慣があった

から」と聞きます。あながち嘘ではないんですが、それでは男性や子供に発症する

外反母趾を説明できませんから、根本原因ではなさそうです。なぜ外反母趾が起きる

のか、それは足の甲の筋力低下に由来します。


足の甲は本来横方向のアーチを形成しており、それが重力の緩衝作用を有します。

このアーチの緊張を保つためには骨の間にある筋肉が必要なのですが、これが弱まる

ことで徐々にアーチがつぶれ、本来親指を内に引っ張る作用がある筋肉の力がかかる

方向が外側に向くように変わってしまうため外反母趾になります。足の指の付け根の

中央あたりに「タコ」ができやすい人はいませんか?これはアーチがつぶれている

証拠で今後外反母趾になる可能性があります。


外反母趾は「みっともない」だけでなく、とても重大な影響を身体に与えます。

横アーチがなくなって、外反母趾になると足の前部で荷重しにくくなるため、踵寄り

の重心になり、それが足首、膝、股関節、腰、さらには首肩へと負担をかけていきます。

慢性の腰痛や股関節痛にはこの踵荷重が原因の一つになっていることも多いのです。


では、どうするか?指の間に挟むグッズでは根本的に何も変わらないのはもうお分

かりですね。やはり足の筋力をつけることが大事なのです。具体的には「グーパー」

をしっかり何度もやることです。意外とできないもんですよ。それから靴は大き過ぎ

ても小さ過ぎてもダメで、踵部分が硬くて足の甲を強く締められるものが理想です。

オシャレ基準で選ぶとなかなかないと思いますけども。(^ ^;)

2013年12月12日 木曜日

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いまさら鑑賞記

おっ、最近映画観ずにマジメに仕事しているんだな!と思った皆様、んなわきゃないだろ〜

と思った皆様の勝ちでございます。(笑)とは言え、あまり劇場に行けないのも事実で、

こつこつマジメに自宅鑑賞していましたとさ。では、いきます。

 

・「半分の月がのぼる空」

入院中に出会った少女との淡く、切ない恋物語。普通こんなジャンルはかゆくて観ていられ

ないのでまず選ばないんですが、なんせ我らが大泉洋ちゃんが出演しているので、それだけの

理由で観ました。…いや、やられた!これは面白い。ネタバレ厳禁の映画なので、書くことが

できませんが、洋ちゃん好きならずとも大した感動作なのでどうぞ観てください。

…っていうかDVDに同梱されている特製ブックレットが盛大にネタバレなので先に見ませぬよう。

 

・「50/50」

突然、癌を宣告された働き盛りのマジメな青年とそれを取り巻く人々のお話。これもまあよく

ある設定なのですが、主演のジョセフ・ゴードン=レヴィットとヒロイン役のアナ・ケンドリック

観たさにチョイス。(またそのノリかよ)

ちょいとナメてましたが、過剰なお涙頂戴的展開でなくむしろ癌を受け入れようとするポジティブ

な演出に膝を叩きました。しかも実話がベースらしく感動に拍車がかかります。良質な人間ドラマです。

下品な会話が多いですが。(^ ^;)

 

・「キャビン」

若いちょっとおバカな男子と女子達が、都会から離れた古びた別荘にバカンスに行って次々と惨殺

される…というこれまたよくある設定の映画。スプラッターとかゾンビとかは(怖いので)観ない

ジャンルなんですが、釣りまくる宣伝に釣られてみました。…いや、やられた!(また?)

これまたネタバレ厳禁な作品ですが、これ考えた人、バカです。(注:褒め言葉)往年のB級ホラー

映画を彷彿とさせる展開が既にミスリードで、あとはもうやりたい放題。ツッコミ所も多いですが、

伏線の回収も上手で発想はまさに幼稚園児ですが(注:褒め言葉)映画としてしっかり成り立ってます。

あーラストを言ってしまいたい。(笑)

 

・「クロニクル」

ひょんなことから超能力を身につけてしまった3人の高校生のお話。またしてもB級くさいチープな

設定ですが、まあそれが好物なのでカンベンしてください。(^ε^)

いやしかし、その超能力を使うシーンが楽しくてオトコノコ心を激しく揺さぶります。前半の、超能力を

使うことに浮かれている楽しげな展開から、その力に溺れていく後半までまさにジェットコースターで

ワクワクが止まりません。これはリアル幻魔大戦だ!ハンドカメラの映像をそのまま使う手法が随所に

挿入されているのがまたウマイ。そしてこんな濃密な内容を85分に収めたセンスに脱帽です。

 

・「きっと、うまくいく」

あえて言おう!号泣したと!しかも3回!

映画大国インド発のコミカルな人間ドラマです。異常に評判が良かったのでスルーしようかとも思ったの

ですが(←あまのじゃく)、いや、観て良かった。あぶねー。尺は170分と長く「クロニクル」が2回

観られちゃうわけですが、映画3本分の感動を味わえます。インド映画お約束のミュージカルシーンにさえ

抵抗がなければ、これは全ての人にお勧めしたい。学歴や成績優先の現在のインドの教育現場への風刺映画

ではあるのですが、もっとシンプルに「やりたいことやれよ!」という強烈なメッセージを投げかけます。

既にインドで上映されてから3年経っていますが、これからも語り継がれる名作だと思います。あぶねー。

2013年12月9日 月曜日

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