院長室

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地球温暖化と身体寒冷化

東洋医学では人間は自然の一部と考え、四季の移ろいや食材も

治療に応用したりします。自然と生物を一つの生命体と捉える

ガイア理論なんてのもありましたね。いずれにせよ、自然界と

人間は密接な関係があるということですが…


近年、特に地球温暖化が叫ばれ、近頃の異常気象も全てこれに

起因するというニュースもありました。地球は温暖化していて

それに呼応して人間も温暖化(?)しているのかというと全く

逆で、低体温や冷えに悩む人が増えています。原因は様々ですが

大概は熱量産生不足か血流低下、もしくはその両方が存在します。


熱量産生不足は例えば甲状腺機能低下症やビタミンB群不足、

血流低下は動脈硬化症や低血糖なんかが挙げられます。それぞれ

がもちろん治療の対象になるのですが、さらにその奥に目を向け

れば、どちらにもストレスの存在があります。根本的にはやはり

ストレスマネジメントがとても重要だと思います。


かたや地球は温暖化、人体は寒冷化して真逆のように見えますが、

地球の温暖化も過剰な炭酸ガスや森林伐採などの環境汚染が原因

なのですから、実は人体と同じストレスが原因とも捉えられます。

自然も含めて、現代は全てのものが無理しすぎてるのですな。


仕事や家事や介護など、義務で責任と思っていることも、実は

意外とそうでもないかも知れませんよ。もしそうであっても、

ちょっと肩の力を抜いてみることがきっと必要です。そうすると

地球にとってもエコになるような気がします。

2014年11月10日 月曜日

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「エクスペンダブルズ3」

男の筋肉祭り第3弾。ご存知シルベスター・スタローン率いる往年の

アクションスター達のアンサンブル「エクスペンダブルズ3」でござい

ます。スタローンに Yes , fall in love な僕が書く記事は超濃い色眼鏡越し

になってしまいますが、努めて冷静かつ俯瞰して書きたいと思います。

 

サイコー!ヒーハー!!(ええっ)

はい、126分間見所しかありません。今回はスタローン隊長の因縁の

相手が出現し仲間が重傷を負うことから、ついにチームを解散し若手主体

の新チームを編成するところが見所です。新旧交代劇というのが実際の

彼ら往年のスター達に被っています。今回参戦の新顔は「ブレイド」の

ウェズリー・スナイプス、「デスペラード」のアントニオ・バンデラス、

「スター・ウォーズ」のハリソン・フォード、ラスボスは「リーサル・ウェポン」

のメル・ギブソンです。あ、やばい、鼻血出そう。(笑)



前作でシュワちゃんをイジりまくったように、今作でもスナイプスの脱税

ネタとか、ハン・ソロにヘリを操縦させたりとか、バンデラスに2丁拳銃

アクションさせたりとか、サービスてんこ盛りです。ラストバトルでは

メル・ギブソンが肩を脱臼するんでは、と密かに期待してましたがそこまで

はせず。無念。(^ ^;)若手達の見所も作る都合上、古参キャラ達の見せ場が

減ってしまっているのが残念ですが、スタローンとステイサムのイチャイチャ

ぶりとか、ドルフ・ラングレン萌えは健在です。ロンダ・ラウジーという

美女キャラが参入してくれたことで(しっかり現役格闘家ですが ^ ^;)、

ともするとムキムキBLムービー(?)になりそうな本作にブレーキをかけて

くれています。いやまあ、ウェルカムなんだけど。誤解されるからやめておこう。

 

で、ストーリーですが、え?そんなんいる?と言い返されるだけなので

ツッコミはやめておきましょう。ラスボスがわざわざしびれを切らして、

C4爆弾が仕掛けられたビルに来場してくれるとか、そもそも仲間が傷つけ

られて大ショックを隠せない隊長が盛大に敵を殺戮ってるとか、いいのよ、

そんなん。祭りですから。

 

今作は血なまぐささとか男の哀愁とかは薄れて、仲間集めとかチーム愛とか

クサい演出が増えて全体的に敷居を下げている雰囲気ですが、でもやはり

彼らを同画面で観られるのは感涙です。是非、ムキムキBLスレスレ豪華

アクション映画をご堪能下さい。祭りですから。(^ ^)

2014年11月6日 木曜日

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咳喘息が増えている

今日の新聞で咳喘息について特集がありましたね。咳喘息とは風邪など

の感染症の後に咳だけが全く取れず、あたかも喘息発作のように継続して

しまう病態です。これがまた確かに治りにくいのです。


通常ウィルス性の呼吸器感染症の場合は対症療法のみで自然治癒すること

が大半です。その中で何故か咳だけが遷延することが以前からあるんです。

原因がはっきりしないので、やはりこれまた対症療法的に抗アレルギー剤

や時にはステロイドを使用して治療されています。


漢方薬でも厄介なのは変わらず、手を変え品を変えやっとこさ治癒に至る

ことも多いです。医療の東西問わず医療者を悩ますこの咳喘息ですが、

恐らくアレルギー体質が関与しているのだと思います。細菌性の病態の場合

は好中球が主体となって排除しますが、ウィルスはリンパ球が主となります。

もともとリンパ球が優位に多い人の場合はウィルス感染によってリンパ球が

過剰に増えるのではないかと。そしてこのリンパ球の過剰は過剰免疫=

アレルギーと同義でもあります。


咳喘息の人の血液データを全て見ているわけではないので、推測の域は出ない

のですが、もしそうだとすると対症療法的な処置に加えて好中球優位にする

刺激や習慣が治療になり得るかもしれません。例えば運動、過食をやめること…。

漢方薬なら麻黄剤…。呼吸器科の先生、この説を証明あるいは否定して

くんないかなー。

2014年11月4日 火曜日

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ココナッツオイル続報

以前、ココナッツオイルいいぜ!って記事を書いてから結構多くの

患者さんにお勧め(ゴリ押し?! ^ ^;)してきましたが、皆さん

律儀に試してくれて、色々とご意見を頂きましたので報告です。


まずは味。僕はそんなに苦にならなかったですが、意外とダメな

人がいましたね。何でもトロピカルになっちゃうからねぇ。僕が

やってるココナッツオイル in 味噌汁は極めて不評でした。(; ;)

味がダメな人は中鎖脂肪酸だけでできているMCTオイル/パウダー

をお勧めしています。少々値は張りますが。


次に量。だいたい1日大さじ2杯からが標準ですが、それでも多いと

感じる人が結構いました。味に抵抗がないなら、2杯は無視して少量

から徐々に増やしていけばいいと思います。逆に一度に2杯摂ると

下痢になる方もいました。やりすぎやね。


そして気になる効果ですが、半分以上の方は良いと感じているよう

です。もちろん量にもよりますが、元気になったという意見が

多いかな。糖の代わりのエネルギー源となりますから、低血糖気味

の人の方がむしろ効果を感じやすいかも知れません。低血糖は脳にも

赤血球にも甚大な被害を与えるので、これが改善することは大いに

メリットがあります。


何だか最近、著名人がこぞってココナッツオイル押しをしているよう

なので、品薄にならないことを祈っています。(笑)

2014年10月30日 木曜日

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運動してますか?

栄養療法をしていると、どうしても食事の指導が中心になってしまい

ますが、もちろん運動もとても大事です。糖尿病の増加率と自動車の

普及率がほとんど一致するというデータも出ているくらい現代人の病と

運動不足は関係が深いようです。


ただ一口に運動と言っても様々です。一念発起してジムの会員になって

はみたものの、だんだん足が遠のくとか、結局ジャグジーしか利用して

いないとか(笑)、運動が重要と分かっていても継続できないのが

実情ではないでしょうか。改めて運動の時間を作るよりも、生活の中に

運動の習慣を落とし込む方がずっと長続きします。まずはこれがコツ

ですね。


さらにこれから寒くなってきますから、自然と血流は落ちます。ただで

さえ血流が悪い人は冷えだけでなく、痛みにも悩まされる季節です。

冷えもまた運動不足の最たるものです。熱量は筋肉で産生されるので

筋肉量が減ると冷えます。なかやまきんに君は冷えがない…はず。(笑)


女性は足が冷える方が多いと思うので、やはり下半身の筋力強化が効率的

だと思います。ウォーキングでもいいのですが、生活の中に落とし込める

という意味ではつま先立ち運動がオススメです。これなら炊事中もLINE中

も(?)できますから。気がついたらせっせとつま先立ちを繰り返してみて

ください。

2014年10月27日 月曜日

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