院長室

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世陸

「世にも奇妙な陸ガメ」じゃなくて「世界陸上」の方です。

えっ?無理矢理ボケるなって?!ごもっとも。


なかなか日本勢は苦戦している模様ですが、陸上競技は

個人競技ですから、試合の駆け引きはあるものの、基本的

には自分のコンディションに思いっきり結果が左右されます。

だから大会に照準を合わせた体調管理がとても大事だし、

相手の選手よりも会場の気候や風向きといった施設条件の

方がむしろ重要視されるほどです。


こういう最大瞬間風速的にパフォーマンスを高めるには

実は糖質摂取はアリです。急激に血糖値が上がればカロリー

も増えて一時的には強い力が発揮できるからです。でも

もちろんそんなトレーニングをしている選手は一人もいません。

ドーピングにこそなりませんが、そんなことを続ければ

太るし低血糖でだるいしで、後が大変だから。一所懸命に

練習してきたけど、どうにもライバルが強すぎて一縷の

望みをかけてレース直前ににぎり飯!ってのはアリかも

知れませんが(笑)、まあ糖質というのはそういう物で

しかないということです。


翻って、我々一般人は瞬間最大風速的な活躍よりも、調子が

悪くてもコンスタントに一定の結果を残す方が重宝されます。

なので、ターボチャージャー的な糖質を主体にするのはやはり

向いていないわけですね。炭火のように持続して燃えている

方がいいのです。そう考えると、カロリー変換効率も良く、

血糖値を左右しないココナッツオイルを摂りながら、タンパク質

をしっかり摂る方が良いパフォーマンスに繋がるというわけ

です。これに個人それぞれに見合ったビタミンとミネラルを

足せば鬼に金棒。


個人的には日本人は働き過ぎなので、もっと休憩した方が

いいと思っていますが、頑張らねばならないからと言って

糖質たっぷりの栄養ドリンクで元気になったつもりになって、

無理をしてしまうのだけは避けて欲しいところです。

2015年8月24日 月曜日

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「M:I ローグネイション」

スタローン師と並んで僕の中で常にスターであり続ける、

トム・クルーズさんの人気シリーズの5作目です。いや

もうね、満点。座布団10枚、はらたいらさんに2000点、

だっふんだ(?)です。何となく気持ちは伝わるでしょ?

 

スパイなれどもパーリナイ!(スルーしてください)な所は

これまで通りで、ほとんどアクション映画と化していますが、

だってトム様だぜ?!スタント無しのアクションとキレキレ

の肉体美なしでは満足せんでしょうが?!という開き直りも

全く気にならないレベルなので問題なし。孤立無援なのに

超高性能メカ使ってるし!とか、心臓止まってから回復早すぎ!

とか、トム様のバイクだけやたら速い!とかツッコミ始めれば

キリがないのもこれまで同様ですが、だってトム様だぜ?!

これは最近よくタッグを組むクリストファー・マッカリーさん

の脚本のおかげでもあるでしょう。

 

トム様ラブ!な映画のようでもありますが、まあそうなん

ですが(笑)、それを抜きにしてもデキが良い。テレビCMでも

宣伝されまくっている飛行機ぶらりんちょのシーンが何と冒頭

の挨拶代わりなので、以降の展開に却ってこちらが不安になる

ほどでしたが、アクションに関しては見せ方、長さ、工夫、

全てハイクオリティです。恐るべきアクション映画です。

あれ?これスパイ映画だったっけ。

 

トム様以外の俳優陣も素敵。一味の仲間である、サイモン・ペッグ

さんなんか隠れヒロイン(?)との評もあるほど。ジェレミー・

レナーさんのツンデレっぷりも、ヴィング・レイムスさんの

デカさ(?)もテッパンね。中でもヒロイン役のレベッカ・

ファーガソンさんは良かった。ヒロインが目立ちすぎると007

シリーズと区別が付かなくなりますが、ちゃんとトム様を立て

ながらも存在感はしっかりあるというね。エライ。

 

前作までを知っていた方が楽しめはしますが、既に敷居を下げ

まくっているので、「あ、そうだ京都行こう」的なノリで

大丈夫です。(笑)これを機にトム様ファンになっちゃうのも

いいかもね。いやなっちゃいなよ?!スパイ要素はほんのり

香る程度なので、もちろん騙し騙され頭脳戦を期待してはダメ

ですよ。ま、そんな人は既にいないだろうけど。(^ -)☆

2015年8月20日 木曜日

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癌と闘う⑥

このシリーズは癌の多い日本人が実は癌をよく知らない、

なんてことを伝える目的で書きました。シリーズで書くのは

初めての試みで、これからも情報量の多い話題なんかは

シリーズにしてみようかな、と思っています。


癌の治療は結局栄養療法がいいよ!って言いたいわけでなく

盲目的に怖い病気と捉えるなかれ、現在の治療は既にかなり

偏ったものであるよ、と伝えたかったわけです。それでも

最近では「癌とは闘うな」という書籍が出てみたり、はた

また死への準備という意味での「エンディング・ノート」

というドキュメント映画が上映されたり(名作です)と、

癌に対する意識が変わってきているのは確かだと思います。


これからももっと色々な心身面での治療や対策が提供される

でしょう。しかし、癌に限りませんが、常に優先されるのは

罹患した本人がどうしたいか、どうなりたいかという意志

だと思います。単に「癌を克服したい」よりも「そして

もっと仕事がしたい」などの先の願望があるのか、という

ことです。それを支えることができるのなら宗教だって、

アヤシイ民間療法だって癌は消えるかも知れません。


たまたま僕は自然科学の世界に身を置いているので、それを

基盤とした、より支えになる確率の高い治療法を提供して

いるだけで、治療してもらうこと自体が目的なのではあり

ません。だから僕みたいに何かにつけ執着のない人間は

癌になったらきっとあっさり死んでしまうんだろうなとも

思います。憎まれっ子世に憚るという諺もありますが。(笑)


穀物食になることで食糧を蓄えることが可能になり、飢餓と

無縁になった人間は人口爆発が起きそれを保つための領土が

必要になったため戦争を覚え、死をケガレとして遠ざける

ようになった、と何かで読みましたが、死は癌でなくとも

必ず訪れます。とても身近なものです。


生きるから死があるわけで、どう死ぬかはどう生きるかと

同義だと思います。そしてどう生きるか、には必ず意志が

存在するはずです。誰かの言いなりでない、意志のある生き方

がすなわち良い治療にもなるのではないでしょうか。

穀物食から脱却する糖質制限が最近流行なのも、癌や死への

意識革新の一端だ、とするのはこじつけですかね。(^ ^)

2015年8月17日 月曜日

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お酒との付き合い方

今日からウチはお盆休みですが、皆さんの中には既に

連休だぜ!って方もいるようですね。連休になって旅行

に行ったり、お盆で親族が集まったりすれば自然と宴会

という流れになったりもするはず。百薬の長と言われる

お酒ももちろん調節が大事なのは周知の事実。さて、

どう付き合いましょう?


糖質制限本なんかには、糖質オフのお酒ならどれだけ

飲んでもOKなんて書いてあったりしますが、これを

鵜呑みにしてはいけません。糖質摂取という角度から

見れば、日本酒やビールなどの醸造酒よりも焼酎や

ウィスキーなどの蒸留酒の方が安全なのは確かですが、

アルコールのデメリットを度外視しているからです。


アルコールは化学物質ですから、肝臓で分解が必要です。

だから飲酒過多では肝臓が「やられる」ワケですが、

と言うことはアルコール分解中は肝臓のその他の機能は

落ちることになります。肝臓の機能は多岐にわたりますが、

中でも重要なのが糖新生です。ヒトは低血糖だと死んで

しまいますから、アミノ酸から糖を合成して血糖が一定

以下にならないようにする仕組みです。


蒸留酒であっても過飲すれば糖新生が疎かになり、低血糖

が起きやすくなります。糖質制限して見事に痩せたけど、

酒を飲むと記憶をなくしたように眠ってしまう、やたら

怒りっぽくなる、なんて経験、あるいは同僚いませんか?

これらは恐らく低血糖が起きている証拠です。


糖質制限があたかもダイエット法みたいに扱われていますが、

その本質を見逃すとこういう副作用もありますので、飲酒は

くれぐれもほどほどに。ちなみに、体に良いと言われる

アルコールの量はせいぜい20g程度だそうです。これは

ビール大瓶1本、ウィスキーダブル1杯くらいです。

それくらいで満足できる?(^皿^)

2015年8月13日 木曜日

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血流とは

「肩こりは血流が悪いからよ。」「年とると血流悪く

なるでねぇ。」などなど、「血流」という単語は我々の

日常に溶け込んでいます。でもじゃあ血流を良くする

にはどうすんの?と言われると途端に諸説入り乱れる

結果になります。マッサージ?血液サラサラ薬?

タマネギ?(笑)


これは正確に「血流」が理解されていないせいかも知れ

ません。「血流」の理屈がしっかりすれば少なくとも

大きな間違いはしないでしょう。血流を理解するには

線路と電車に置き換えると分かりやすいです。線路が

血管で電車が血液、乗客が酸素や栄養素です。線路が

途絶えても、電車が遅延しても乗客は目的地に行けま

せんよね。


先日、皇后さまが「心筋虚血」で精密検査、なんて

ニュースがありましたが、これは心臓を栄養する血管が

細くなって心臓に血液が届きづらい状態のことなので、

線路の問題です。逆に鉄不足で貧血状態になっている

のは酸素を運べない状態ですから電車の問題です。タバコ

もヘモグロビンの機能低下を招きますから電車の問題です。


ということで、「血流が悪い。」と言ってもまずは線路の

トラブルなのか、電車のトラブルなのか、はたまた両方

なのかを見極める必要があります。そして何が原因でその

トラブルが起きているかが分かれば、的を射た治療が

できる道理です。


僕もよく「血流を良くする漢方薬です。」なんて説明します

けど、厳密には血球成分のうっ滞を改善するツールなので

これは電車の治療です。線路のトラブルにはあまり効果が

期待できないので、線路の治療になり得るストレッチも

併せてやってもらったりするのです。鉄不足で電車に問題

がある場合には、せっせと運動したって血流は良くならない

というのも分かりますよね。

2015年8月10日 月曜日

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