院長室

« 2月 2024 11月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30

暑いけど寒い、渇くけど湿る

まだ梅雨明けしていないのに真夏のような暑さが続き

ますね。なかなか身体の順化が追いつかなくて不調に

なっているケースが多いです。

 

屋外は暑いのに、職場は冷房でキンキンに冷えてる。

たくさん汗をかいて枯れそうだけど、梅雨で湿度が

高い。こんな真逆の環境にさらされるわけですから、

そりゃあ調子も悪くなるってもんです。メディアでは

盛んに熱中症対策を呼びかけていて、それはもちろん

大切ですが、逆の「冷え」や「湿度」についても

取り上げてもらうと尚良いですね。

 

水分やミネラルをしっかり補給することで脱水は予防

できますが、例えば冷たい水で腹が冷えてしまうこと

があるし、摂りすぎて下痢になることもありますね。

日本人は総じて冷えやすく腸も弱いので、水分補給の

具体的な方法がより重要です。凍らしたスポーツドリンク

や、氷を入れた冷静お茶漬け(!)なんて冷えた

砂糖水を飲むようなものなので二重に良くないです。

 

常温とは言いませんが、水分は冷やしすぎないように

すること、冷房が強い場所では頚や腹など冷えやすい

部位を保温できるツールを用意すること、あとは

タンパク質を切らさないようなメニューにすること。

タンパク質が少ないと水分代謝異常が出やすく、

むくみやだるさの原因になります。

 

豆腐+味噌汁+鰹節とか、冷や奴+じゃこ+鰹節なんて

暑い時期のタンパク補給にもってこいです。さらに

目玉焼きや卵焼きを足せばなお good !です。梅雨明け

すればむしろ体調は落ち着くかも知れませんが、それ

までは十分な対策が必要です。

 

2016年7月11日 月曜日

カテゴリー 院長室

タグ

選挙ですな

今週末は参議院選挙ですね。どこかの号泣県議とか一世を

風靡したトレンディデビルとか、政治家の不祥事やカネの

問題が続いた中での選挙、みなさんはどうします?

 

以前は政治はチンプンカンプンでしたが、ちゃんと見てみる

と極めて人間くさい業界のようで、党利党略、都合の良い

法律解釈、支援団体との癒着、などとても親しみやすい

人達の集まりでした。あ、もちろん皮肉ね。(^ ^;)

 

でも時代はSNS真っ盛りなので、これまた素人レベルで様々

な情報が共有できるようになっています。facebookでも

 

こんなのとか

こんなのとか

 

へー、そうなんだーっていう記事が満載。新聞よりはるかに

面白いです。まあ知れば知るほどドングリの背比べ的で、

政治家を変える前に法律を変えないとどうにもならない

けど、それには政治家の力が必要で…。そしてそれより

先に憲法を利己的方向に変えようとする人達がいて…。

なんともはや、まっこと面白い。あ、もちろん(略)

 

しかし、小池さんは強気に打って出ましたね。都民では

ないので選挙には関われないけど、パフォーマンスだと

してもああいう攻める姿勢を見せることは大事だと思い

ます。これからきっとネガティブキャンペーンが展開される

でしょうけど、小池さんならそれも計算づくなんだろうな。

 

どうでもいいけど、号泣さんとトレンディデビルさんは

コンビでM1出たらいいとこまで行くと思います。どう

でもいいけど。

 

 

2016年7月7日 木曜日

カテゴリー 院長室

タグ

抗加齢医学

日本語で書くとえらい難しそうな雰囲気が漂いますが、

要するにアンチエイジングを医学的に研究しようぜ!

ってことです。世界レベルでも、また日本でも大きな

学会があり会員数も随分増えているようです。

 

アンチエイジングと言うと「美容」というイメージが

あるし、抗加齢というと若者には関係ないように思わ

れるので、なかなか本質が理解されていないのが現状

です。我々の細胞は新陳代謝で日々入れ替わっており、

その破壊と新生のバランスが崩れてしまうことが病の

根本です。そしてそのバランス不調の原因を探って治療

に結びつけていく学問が抗加齢医学ですから、全ての

年齢層に対応しています。美容に対してもそういう方面

からのアプローチです。

 

例えば、花粉症と腸内環境の関連なんかは最近メディア

でも取り上げられるようになって来ましたし、肌荒れや

皮膚のたるみと食事の関係も明らかになっています。

これらも実は代謝に関わる科学的な分析が進んだからで、

抗加齢医学の範疇です。

 

薬一辺倒な治療での限界が見え始めている現代において

代謝の仕組みから治療を組み立てていくことは医療者に

とっても新鮮ですし、患者側も難治と言われていた病態

に光明が指すかもしれない素敵な学問だと思います。

 

惜しむらくは、食事などの生活指導をしても保険点数には

ならないので実践する医師は急には増えないでしょうし、

やるとなると保険外診療となって患者負担が大きくなって

しまうことですね。ここがクリアできたら日本の医療危機

にも光明がみえることでしょう。

 

2016年7月4日 月曜日

カテゴリー 院長室

タグ

「ボーダーライン/サウスポー」

今回は硬派な2本を紹介。

 

「ボーダーライン」はメキシコを舞台とした麻薬に絡んだ

犯罪映画。町並みが似ていて、人物名が分かりづらく、展開が

早いので、結構ついていくだけでやっとですが、その緊張感

はハンパない。暗視スコープをつけて敵地に侵入するシーンは

圧巻です。息止まりそう。結構エグイ表現もあってそちら方面

でも息が止まりそうになります。(^ ^;)

 

特筆すべきは俳優陣。久々登場のベニチオ・デル・トロさん

は、そのシブさにもうクラクラです。ジョシュ・ブローリンさん

もカッチョ良い。最近よく見かけるエミリー・ブラントさん

も良かった。味のある美人さんですな。邦題についていつも

文句垂れてますが、今回に限ってはこの邦題で良かったです。

これを意図して仕掛けたとしたら、この宣伝マンは有能ですわ。

 

そして「サウスポー」。成功と奈落、そして再出発を描いた

ボクシング映画。主演のジェイク・ギレンホールさんのキレキレ

ボディもレイチェル・マクアダムスさんの可憐な人妻具合も

とても良いのですが、何と言ってもこのジャンルは「ロッキー」

という不滅の名作がありますし、昨年末に「クリード」という

大傑作まで作製されてしまっているので、どうしても2番煎じ

になってしまう。

 

逆に比較されることに開き直ったのか、オマージュに思える

シーンもちらほら。意図してやったのなら、というか確信犯

だろうな。(笑)全体的に安っぽい作りになってしまっては

いますが、真正面から「ロッキー」にぶつかっていく姿勢を

評価したいところです。この映画では子役が結構重要ですが、

日米の子役の質の差に愕然とさせられるくらい上手です。

日本はまだ「大人の描く子役像」を良しとしている傾向があり

ますからねぇ。子役が下手なのではなくオトナが原因なんだと

思います。

 

さてこの2作、共通点はな〜んだ?

答は…もう公開が終わってしまったこと!(ええっ)すごい

良い映画なのに超速で終了してしまいました。収入があまり

見込めないとこうなる運命ですが、それだけで質の良い映画が

淘汰されるのは惜しいですね。名駅にできる新しいシネコン

に期待です。

2016年6月30日 木曜日

カテゴリー 院長室

タグ

ココナッツオイル品切れ中

一時の過剰人気が収まりつつあるココナッツオイルですが、

栄養療法には欠かせないツールです。当院でも飲み易く、

コストパフォーマンスのよい商品を取り扱っておりました。

 

が、一部商品に微量のカビが検出されたとのことで、一旦

出荷を停止する措置がなされました。これはウチがお世話に

なっているメーカーに限らない現象のようで、もしかしたら

日本の風土や空輸の環境に問題があるのかも知れませんが、

目下調査中とのことです。ご愛用頂いている皆様には

ご迷惑をおかけしますが、しばらくは何とか市販品で

フォローしてくださいませ。

 

市販品の中には薬剤で溶出して精製するような粗悪品が

あったり、やたらエグ味が強くて飲みづらかったりする

商品もあるので、何でも良いわけではないです。少なくとも

「バージン」「エクストラバージン」の表記があるもの、

またできれば「コールドプレス」「低温圧搾」の表記が

あるものが推奨されます。

 

あるいは、「日清MCTオイル/パウダー」も中鎖脂肪酸

摂取に向いていますので、代用するのも一つです。オリーブ

オイルやえごま油は、根本的に違う脂肪なので代用には

なりませんので注意してください。

 

取り扱いが再開し次第、またアナウンス致しますので

しばらくの間のご辛抱、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

2016年6月27日 月曜日

カテゴリー 院長室

タグ