院長室

« 2月 2024 12月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31

「KG カラテガール」

「KG カラテガール」を鑑賞。

なんか、スゲーの観ちゃったよ。

女子高生ながら空手の達人である主人公が

親と妹の仇打ちをするっていうだけの映画

なんですが、なんかこう、戦慄を覚えるような

わざとらしいセリフ回しとか、冷や汗が出るような

意味不明な設定とか、もうバラエティ番組のロケ

の延長のような、ツッコミ前提のそんな映画。(^ ^;)

 

なのにここで紹介するのは、主人公とその妹役の

2人の身体能力の高さに感心したから。

実際に空手をやっていて、長期に渡り映画のために

訓練されただけあって、動きは美しく、さわやかです。

こういう若い人が最近あまり流行らないアクション映画に

新風を巻き起こしてくれると嬉しいです。

まあただ玄人好みはしないですわな。動きがさわやか過ぎて

蹴りも足を振ってるだけにしか見えない。

けどこれからも出演作が決まってるみたいですし、活躍を

期待したいですね。

 

全然関係ないけど、今日ドラッグストアで「お一人様2本まで」

のミネラルウォーターを3本カゴに入れてレジでもめてる

おばちゃんを見ました。

「残り3本だから、ちょうど良いじゃないの!」とワケの分からない

こと言いつつ、カゴにはさらにビールと栄養ドリンクが2箱ずつ…。

とりあえずそっち飲もうか。(^ ^;)

この人も意味不明だったなぁ。

2011年3月31日 木曜日

カテゴリー 院長室

タグ

「イップマン」

ドニー・イェン主演のカンフー映画

「イップ・マン」を鑑賞。

 

まあかなりカルト色の強い映画ではありますが、

デキは上々。なんてったってあの永遠の身軽デブ、

サモ・ハン・キンポーが動きまくるんだから堪らない。

もうすぐ60歳だってのに、ジャッキーともども

頑張っておられマス。

 

主演のドニーさんもアクション指導として名だたる

映画に名を連ねて来た方だけに、動きは文句なし。

やはりジャッキークラスに比べると華がないんですが

その堅実なカンフーアクションは玄人好みのする渋いモノ。

僕ももっと若かったら大した評価もしなかったでしょう。(^皿^)

 

最後にちょっとした仕掛けがありますが、分かり易い

ストーリー展開と対立構図の明確さ、そしてしっかりした

アクションで非常に安定感のある作品でした。

 

今月はとっても忙しいはずだったんですが、震災で諸々が

中止になったりして却ってゆとりある生活に。(^ ^;)

まだまだ観たい映画はあるぞ。

2011年3月22日 火曜日

カテゴリー 院長室

タグ

「SP 革命編」

「SP特別編 革命前夜」なんてのをテレビで放映するほど

力が入りまくってたので、もう観ないわけにはいかない

完結編、「SP 革命編」を観てきました。

 

「野望篇」で際立っていた岡田クンの超能力者ぶりはなぜか

なりを潜め、リアルに徹したシチュエーション・サスペンスの

様相を呈しており、好感が持てました。

前半は本当にドキドキで、「こりゃ、化けるか!?」と期待して

ましたが、後半華麗に失速。あんなに「大義、大義」とアピール

してたのに結局それかよ、的なありがちな展開と着地点。

まあ、ね。所詮ドラマの続きだもんね。

その割には楽しませていただきました。

もちろん劇場版だけ観ても意味不明なので気を付けて。

 

そんな映画の革命よりもよっぽど深刻な震災の被害ですが、

現在、医療者の支援も一時的に抑制されている状況です。

現場で薬やスタッフが足りないのはもちろんなのですが、

支援に入る医療者の安全が確保できない可能性が高い、

というのがその理由。

 

全国で支援に志願している先生方は非常に多いのですが、

実際問題、現地に入る手段が乏しい、支援者の衣食住は

保障されない、そして被曝の可能性が否定できない、

といった困難な状況のようです。

確かに支援に入った人間が要支援状態になってしまっては

本末転倒でもあるので、判断が難しい所なのでしょう。

 

そんな中、松山千春氏がいいこと言ってました。

「智恵のある者は智恵を出せ、力のある者は力を出せ、金の

ある者は金を、何もない者は元気を出せ!」

だって。当たり前のことですが、こんな状況だと響きますね。

 

という訳で明日から遠絡のセミナーのため福岡に行ってきます。(^ ^)

2011年3月18日 金曜日

カテゴリー 院長室

タグ

「英国王のスピーチ」

仕事をほっぽって、アカデミー賞を受賞した

「英国王のスピーチ」を観てきました。

 

まあアカデミー賞をとったからと言って名作とは

限らないというか、作品賞はむしろ色んな思惑が

あって決められるそうなので、世相を反映しかつ

アメリカ映画界にプラスになる作品、という所に

毎度落ち着きます。

世界でダントツにヒットした「アバター」は、受賞すると

アカデミー賞の大事なスポンサーにとってマイナスなので

受賞できなかった、なんてのは有名な話。

 

そんな訳で「英国王のスピーチ」も賞を受賞したと

いうことで実はあまり期待していませんでした。

結果、可もなく不可もなく、というカンジ。さすが

受賞作。(^皿^)

俳優陣はとっても良い味が出ていて見応えがありますが、

脚本がやや退屈。史実を扱った作品なのでひどい脚色は

できないでしょうが、もうちょいひねろうや、みたいな

煮え切らなさを残します。

 

「のび太の鉄人兵団」を観るべきだったな。(笑)

2011年3月6日 日曜日

カテゴリー 院長室

タグ

「ヒアアフター」

予告通り(?)クリント・イーストウッド監督の

「ヒア アフター」を観てきました。

 

正直、これまでのイーストウッド作品とは

あまり相性が良くなかったのですが、本作を

観て、彼の映画に対する姿勢がやっと分かった

ような気がしました。

 

彼は役者時代は決して死なない無敵のヒーローを演じ、

役者最後の作品で暴力に対する暴力を否定して死にました。

そして齢80歳にして自らにも迫っている死を題材に

しながら生を称える作品を創る、という彼はやはり

根っからの映画人で、いつも自分の「今」を背伸びせずに

描いているのだな、とやっと感じることができました。

ヒア アフター(来世)という題名でありながら、

描いているのは思いっきり今世です。「死とは何であるか考えよう」

ではなく、「死があるからこそ生がある」という

至極当たり前のメッセージのようでした。

 

一つ一つの作品を観るとどれもなんか淡々としていて、

退屈なのですが、こうやって彼の役者人生と照らし合わせると

途端に面白くなります。

彼が同時代に生きる同じ人間だと思うと悔しいです。(笑)

やるなぁ。(ナニサマヨ。^ ^;)

 

イーストウッド作品としては毛色が違う、などという批評も

散見しますが、本作は紛れもないイーストウッド作品だと思います。

 

2011年2月23日 水曜日

カテゴリー 院長室

タグ