院長室

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「KG カラテガール」

「KG カラテガール」を鑑賞。

なんか、スゲーの観ちゃったよ。

女子高生ながら空手の達人である主人公が

親と妹の仇打ちをするっていうだけの映画

なんですが、なんかこう、戦慄を覚えるような

わざとらしいセリフ回しとか、冷や汗が出るような

意味不明な設定とか、もうバラエティ番組のロケ

の延長のような、ツッコミ前提のそんな映画。(^ ^;)

 

なのにここで紹介するのは、主人公とその妹役の

2人の身体能力の高さに感心したから。

実際に空手をやっていて、長期に渡り映画のために

訓練されただけあって、動きは美しく、さわやかです。

こういう若い人が最近あまり流行らないアクション映画に

新風を巻き起こしてくれると嬉しいです。

まあただ玄人好みはしないですわな。動きがさわやか過ぎて

蹴りも足を振ってるだけにしか見えない。

けどこれからも出演作が決まってるみたいですし、活躍を

期待したいですね。

 

全然関係ないけど、今日ドラッグストアで「お一人様2本まで」

のミネラルウォーターを3本カゴに入れてレジでもめてる

おばちゃんを見ました。

「残り3本だから、ちょうど良いじゃないの!」とワケの分からない

こと言いつつ、カゴにはさらにビールと栄養ドリンクが2箱ずつ…。

とりあえずそっち飲もうか。(^ ^;)

この人も意味不明だったなぁ。

2011年3月31日 木曜日

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「イップマン」

ドニー・イェン主演のカンフー映画

「イップ・マン」を鑑賞。

 

まあかなりカルト色の強い映画ではありますが、

デキは上々。なんてったってあの永遠の身軽デブ、

サモ・ハン・キンポーが動きまくるんだから堪らない。

もうすぐ60歳だってのに、ジャッキーともども

頑張っておられマス。

 

主演のドニーさんもアクション指導として名だたる

映画に名を連ねて来た方だけに、動きは文句なし。

やはりジャッキークラスに比べると華がないんですが

その堅実なカンフーアクションは玄人好みのする渋いモノ。

僕ももっと若かったら大した評価もしなかったでしょう。(^皿^)

 

最後にちょっとした仕掛けがありますが、分かり易い

ストーリー展開と対立構図の明確さ、そしてしっかりした

アクションで非常に安定感のある作品でした。

 

今月はとっても忙しいはずだったんですが、震災で諸々が

中止になったりして却ってゆとりある生活に。(^ ^;)

まだまだ観たい映画はあるぞ。

2011年3月22日 火曜日

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「SP 革命編」

「SP特別編 革命前夜」なんてのをテレビで放映するほど

力が入りまくってたので、もう観ないわけにはいかない

完結編、「SP 革命編」を観てきました。

 

「野望篇」で際立っていた岡田クンの超能力者ぶりはなぜか

なりを潜め、リアルに徹したシチュエーション・サスペンスの

様相を呈しており、好感が持てました。

前半は本当にドキドキで、「こりゃ、化けるか!?」と期待して

ましたが、後半華麗に失速。あんなに「大義、大義」とアピール

してたのに結局それかよ、的なありがちな展開と着地点。

まあ、ね。所詮ドラマの続きだもんね。

その割には楽しませていただきました。

もちろん劇場版だけ観ても意味不明なので気を付けて。

 

そんな映画の革命よりもよっぽど深刻な震災の被害ですが、

現在、医療者の支援も一時的に抑制されている状況です。

現場で薬やスタッフが足りないのはもちろんなのですが、

支援に入る医療者の安全が確保できない可能性が高い、

というのがその理由。

 

全国で支援に志願している先生方は非常に多いのですが、

実際問題、現地に入る手段が乏しい、支援者の衣食住は

保障されない、そして被曝の可能性が否定できない、

といった困難な状況のようです。

確かに支援に入った人間が要支援状態になってしまっては

本末転倒でもあるので、判断が難しい所なのでしょう。

 

そんな中、松山千春氏がいいこと言ってました。

「智恵のある者は智恵を出せ、力のある者は力を出せ、金の

ある者は金を、何もない者は元気を出せ!」

だって。当たり前のことですが、こんな状況だと響きますね。

 

という訳で明日から遠絡のセミナーのため福岡に行ってきます。(^ ^)

2011年3月18日 金曜日

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「英国王のスピーチ」

仕事をほっぽって、アカデミー賞を受賞した

「英国王のスピーチ」を観てきました。

 

まあアカデミー賞をとったからと言って名作とは

限らないというか、作品賞はむしろ色んな思惑が

あって決められるそうなので、世相を反映しかつ

アメリカ映画界にプラスになる作品、という所に

毎度落ち着きます。

世界でダントツにヒットした「アバター」は、受賞すると

アカデミー賞の大事なスポンサーにとってマイナスなので

受賞できなかった、なんてのは有名な話。

 

そんな訳で「英国王のスピーチ」も賞を受賞したと

いうことで実はあまり期待していませんでした。

結果、可もなく不可もなく、というカンジ。さすが

受賞作。(^皿^)

俳優陣はとっても良い味が出ていて見応えがありますが、

脚本がやや退屈。史実を扱った作品なのでひどい脚色は

できないでしょうが、もうちょいひねろうや、みたいな

煮え切らなさを残します。

 

「のび太の鉄人兵団」を観るべきだったな。(笑)

2011年3月6日 日曜日

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「ヒアアフター」

予告通り(?)クリント・イーストウッド監督の

「ヒア アフター」を観てきました。

 

正直、これまでのイーストウッド作品とは

あまり相性が良くなかったのですが、本作を

観て、彼の映画に対する姿勢がやっと分かった

ような気がしました。

 

彼は役者時代は決して死なない無敵のヒーローを演じ、

役者最後の作品で暴力に対する暴力を否定して死にました。

そして齢80歳にして自らにも迫っている死を題材に

しながら生を称える作品を創る、という彼はやはり

根っからの映画人で、いつも自分の「今」を背伸びせずに

描いているのだな、とやっと感じることができました。

ヒア アフター(来世)という題名でありながら、

描いているのは思いっきり今世です。「死とは何であるか考えよう」

ではなく、「死があるからこそ生がある」という

至極当たり前のメッセージのようでした。

 

一つ一つの作品を観るとどれもなんか淡々としていて、

退屈なのですが、こうやって彼の役者人生と照らし合わせると

途端に面白くなります。

彼が同時代に生きる同じ人間だと思うと悔しいです。(笑)

やるなぁ。(ナニサマヨ。^ ^;)

 

イーストウッド作品としては毛色が違う、などという批評も

散見しますが、本作は紛れもないイーストウッド作品だと思います。

 

2011年2月23日 水曜日

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