院長室

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「ザ・タウン」

全く観るつもりがなかったのに、批評サイトの

評価の高さに気持ちがブレて鑑賞したのが

「ザ・タウン」。

強盗団のリーダーが、銀行に押し入った際に拉致した

女性に恋をし、足を洗って街を出る決意をするが…

というストーリー。

まあ通常こんなん見向きもしないんですが(笑)、

監督、脚本、主演をベン・アフレックが務めたというのも

気になって観てしまいました。

 

結果、ん~、退屈だった。

決して駄作ではないのですが、正統派すぎると言うか、

遊びがないと言うか、なんか全てどこかで見たことある演出や

セリフ回しなもんで、どうも心に響かない。

ベン・アフレックが多才なのは分かりますが、平均点を超える

まではいっていない感じですね。

僕はどこかはじけちゃってる映画の方が好きなんで、名作と言われる

映画でも、優等生的なものはニガテだったりします。

子供!?(^ ^;)

 

今月あとは「ヒア・アフター」と「英国王のスピーチ」あたりですかね。

香川照之の丹下段平を観るためだけに「明日のジョー」に行くか!?(笑)

あそこまでやるなら、山Pの髪もトンガラせねばアカンよねぇ?

2011年2月10日 木曜日

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「完全なる報復」

今回鑑賞したのはジェイミー・フォックス主演の

「完全なる報復」。

チンピラに妻と子供を惨殺された男の復讐劇で、

プロットとしてはありがちです。ですが、コレ

脚本が抜群に面白い。誰が脚本書いたのか見てみたら

なんと、僕が愛してやまないB級アクション映画の傑作

「リベリオン」を監督したカート・ウィマーさんじゃ

ありませんか。さすが。

 

検事役のジェイミー・フォックスと復讐鬼と化した

ジェラルド・バトラーの演技も冴えていて、見応えの

ある映画でした。少々エグいけどね。(^ ^;)

だがしかし、この邦題はいただけない。

この映画、罪人の人権保護だとか司法取引だとかのせいで

正当に罪を問えなかったりする不完全な司法に対する問題提起が

主題なんですが、それに対し原題は「LAW  ABIDING  CITIZEN」

(市民を守護する法律)。強烈な皮肉なわけです。

それを「報復」なんて超訳しちゃうのは問題だよね。

作り手の意図が伝わりにくい。

 

とは言え、先の読めない展開で非常に楽しめます。是非

どうぞ。

…って、この辺じゃ「TOHOシネマズ名古屋ベイシティ」でしか

やってないので、名古屋駅からあおなみ線乗り換えなんす。

手間かけて観に行く甲斐はありますよ!?(笑)

2011年2月2日 水曜日

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「キック・アス」

今年初めての劇場鑑賞作品は「キック・アス」。

関東では去年の12月に公開されているため、

「2010年の映画」の括りに入っていますが、

東海地方では先週末に公開となりました。

 

ヒーローに憧れる貧弱な青年が、リアルヒーローに

扮して世直しをしようと立ち上がる!というストーリー。

僕も幾分かこういう傾向があるので(笑)、主人公が

劇中ボコボコにされるシーンは自分のことのように痛かった。(^ ^;)

 

しかしこの作品、単なるダメ青年の成長ストーリーではありません。

あっと驚く見所満載の正当派アクション映画でもあります。

暴力は暴力しか生まない、なんていうハードなテーマを

うまーくオブラートでくるんで軽く見せちゃう演出がクールな

とんでもない傑作です。いきなり満足の映画に出会っちゃいました。

 

そういや、もしも現代にリアルヒーローがいたら、なんていう

似たような設定の「ウォッチメン」という映画がありましたね。

結構評価の高い作品でしたが、こちらはシニカル一辺倒で僕は断然

「キック・アス」の方が好きですね。

 

いやー、滑り出し好調。(^ ^)

 

2011年1月25日 火曜日

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「黒く濁る村」

いやあ、本格的に寒くなりましたね。

これで後ろめたい思いをすることなく、

引きこもれます。(オイオイ)

 

で観てきたのが韓国産ミステリー、

「黒く濁る村」です。

疎遠だった父親が亡くなり、父の村を訪れた

主人公がその村に違和感を感じ、調査するうちに

意外な真実にたどり着く…

 

というストーリーで、結構期待したんですが、

ダメ。長すぎる。なんせ161分。しんどい。

僕の映画評価のファクターには「上映時間」がありまして、

「120分以内、100分がベスト」

という勝手な基準があるんです。長けりゃいいもんじゃない、

っていうか、短くまとめるのもセンスだと思うんですよ。

なので「ロード・オブ・ザ・リング」とか「タイタニック」とか、もう時間

見ただけで観ないですもん。

 

まあ例外もあったりするんですが、この作品は時間以外にも

ツッコミ所が多すぎて話に入り込めなかったです。

主人公を助ける検事役の俳優が、バル・キルマー似の僕の

同級生似(笑)だったのだけ印象に残りました。

出演陣の老けメイクが話題となったみたいでしたが、気を抜くと

コントに見えてしまうのもマイナスだったな。(^ ^;)

2010年12月17日 金曜日

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「デイブレイカー」

今回観てきたのは近未来ヴァンパイア映画、

「デイブレイカー」です。

 

ヴァンパイアものと聞くと、それだけで

ストライクゾーンが広がる僕ですが、広げる

べくもなく面白かったです。

やりつくされた感がある題材の割に斬新な設定で、

脚本もしっかりしていて、見応え十分。

何より僕の好きな俳優さんの一人であるウィレム・デフォー

が活躍するのでウハウハでしたよ。(意味不明)

 

衝撃的なオープニングの割にラストが平凡だったのには

少しガッカリ。これがもっとよければDVDお買いあげ

なのになぁ。惜しい。

スプラッタシーンが多めなのもちとキツイ。もっとスタイリッシュ

にできたろうに。結構心臓に悪いぜ。

前の座席のご老人が心配になっちゃいました。(笑)

 

やはりヴァンパイアものは「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」

が一番やね。

2010年12月9日 木曜日

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