今度こそちゃんとレビューを。(^ ^)
もう相変わらずの三谷節で大いに笑えます。大いに笑って
最後にホロリ、という王道中の王道コメディですが、
前作「ザ・マジックアワー」が傑作すぎたせいもあり、
今作はやや小さくまとまった感がありました。コメディパート
担当が阿部寛と生瀬勝久というのも、なんか「TRICK」を彷彿
させて、ノリが安っぽくなってしまっています。まあ笑ったけどね。
ほとんど出ずっぱりの深津絵里と西田敏行はほぼ完璧です。
わざとらしい深津さんの演技もファンタジーな設定を助けるための
ものでしょうし、西田さんはもう何やらせても期待の一つ上を
行くキングっぷり。お見それしました。深津さんに恋する人が
続出でしょうな。え?!僕?!…はい、トリコです。(笑)
相変わらず脇役も豪華で、「え!この人、こんだけ?!」みたい
なのが連発します。(笑)エンドロールにしか出ない人もいたりして
笑えます。
映画公開に併せていきなりスピンオフドラマみたいなのをやっちゃう
あたり、これまた三谷さんの瞬発力および回転力のなせる技で、
これを見て劇場に行く人も多いでしょうな。え?!僕?!…うん、見た。
決してCMの言うような三谷作品最高傑作ではないですが(笑)、
楽しめることは間違いないです。三谷さんの新作お芝居も観に行きたいな。