前回は乾燥対策をお伝えしましたが、今回は寒冷対策に
ついて。これももちろん筋肉量アップやカロリー産生系の
改善、血糖値の安定化などが根本的な方法ですが、直近の
対策についてね。
最近では温かいインナー?なども販売されていますが、
一般的には重ね着をしたり、カイロを貼ったりするのが
多いと思います。もちろん全く間違っていないのですが、
重要なのは温める部位です。
そもそも筋肉が少ない場所、血流が滞りやすい場所は
それだけで冷えのリスクですから、それらを重点的に温める
方が効率的なはずです。また自身が抱えている痛みなどの
症状とリンクする部位を温めるのも理に適っていますね。
よく首、手首、足首などの「くび」を温めなさいと言われ
ますが、これは筋肉量が少なく血流も悪くなりやすい部位
だから。僕もこれに賛成ですが、頚部の場合はさらに細かく、
「頭と首の境目」を温めると効果的です。また腰痛や便秘
がある方は腰の仙骨辺りと下腹部をサンドして温めるのが
有効です。
温めるツールは色々ありますが、自宅では濡れたタオルを
絞って電子レンジでチンしてジップロックに入れる自作
ホットタオルが経済的でオススメです。サイズを自由に
決められるし、10〜15分くらいの効果なため低温
ヤケドになりにくいのも助かります。仕事中などは
めぐりズム®の貼るタイプが高温になり過ぎないので
使いやすいですね。あとは風呂はシャワーで済ませず、
必ず湯をはって耳たぶが湯面に付くまで浸かりましょう。