今回はもっと高いかと思っていましたが、意外と関心は
低かったのでしょうか。結果は与党の圧勝で、これまでの
路線が維持・強化されていく見込みになりました。
勝てば官軍と言いますが、与党の党利党略ファーストな
解散は実は諸刃の剣でもありました。そこを切り崩せ
なかった野党の失策なんでしょう。希望の党は一瞬勢いを
見せましたが、「いじめられた」立憲民主党が日本人の
判官贔屓気質と相まって結局野党分裂を招くことになって
しまいました。今回の選挙の本質的問題については
この記事がオススメです。
与党大勝がすなわち全権委任ではない、ということは
まあきっと届きませんね。(^ ^;)僕は消費増税に反対
じゃないし、改憲だって直ちに否定はしません。要は
税の使い道であったり、改憲の理由が納得できるか、
でしょう。増税はウチにとっても打撃ですけど、将来の
ために借金返済に使うと言われれば仕方ないと思うし、
世相にそぐわず制度疲労を起こしている憲法なら変更の
余地はあるでしょう。
そういう意味では、そもそも現行の選挙制度自体が限界
なんじゃないかと思います。政党に投票するのではなく、
政策そのものに投票する制度にしないと、この先も誰に
どこに投票するかずっと迷うことになるでしょう。皆が
望む政策の優先順序をまず選挙で決める、そうしてから
それが実行できる政党なり個人なりを選ぶようにすれば
実績も分かり易いです。
でもまずは、政治に関心を持つように仕向ける工夫が
第1ですかね。意外と関心を持ってもらっては困る政治家
もいたりして!?