少し暑さが和らぎ、熱中症の危機も去るかのように思わせて
おいて連続で台風が発生するせいで湿度がまた高くなり体感
温度は大して変わらない、から引き続き要注意です。(^ ^;)
朝が涼しいためか風邪も増えている印象です。そちらもご用心を。
さて、秋に向けて(?)食欲が増してくるのもこの時期の特徴
かも知れませんが、同時に糖尿病や高血圧症、高脂血症などの
いわゆる生活習慣病に警鐘が鳴らされます。既に罹患されている
方に対して、医療機関では「自覚症状に乏しく」「合併症が
最大の敵なので」「うまくコントロールするために」「薬を
切らさないように」と指導されます。
一見、納得してしまいそうな論理ですが、平たく言えば
「治らないから薬で対処しましょう。」もっと意地悪く言うと、
「薬を飲まないで合併症起こしても知らんで。」という脅し
にも聞こえます。生活習慣病はその名の通り、生活習慣に
起因する病気なので、そもそも薬では治りません。生活習慣
を見直すことこそが治療です。
それを的確に指導できていないから、罹患者数は減らないし、
減らないから合併症のリスクが声高に叫ばれて、延々と同じ
薬が処方される、という現状です。「コントロールする」なんて
言うのは聞こえはイイですが、そのセリフが薬を飲み続ける
ためのマインドコントロールになってしまっているように
感じます。お、我ながらうまいこと言った。(笑)
保健医療の破綻が近いことはもう既に何年も前から指摘
されていますが、高額な新薬を認定するしないよりも先に、
無為な処方が繰り返される現状に切り込むことなしで解決は
なされないと思います。患者さん側も、ある日突然はしごを
外されるなんてことは無いとは言えませんので、薬が不要
になるための知識収集や工夫が必要でしょう。我ながら
マジメや。(^ ^)