院長室

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納めました。

昨日の診療で無事、本年の診療を納めました。週3回しか

診療しない、完全予約制、予防接種もワクチン接種もしない

という偏った体制で皆さん、よく耐えて頂きました。(笑)

 

医師会のワクチン接種業務にも参加していないので、収入

はウチの診療しかありません。まさに皆さんに支えて頂いて

いる状態です。誠にありがとうございました。

 

漢方診療やら栄養療法やら、EATだIVCだとおよそ整形外科

とは思えないメニューですが、これが武器でもあります。

何せ他院ではあまり実施されていませんから。ただたまに

誤解されるのですが、西洋医学を否定しての結果ではあり

ません。感染のあるキズには抗生剤だって使用しますし、

痛風発作に痛み止めも処方します。あくまで西洋医学には

欠けている部分を補完した結果の治療です。

 

まあそう言うとカッコいいんですが、当然スタッフの協力、

患者さんの理解があって成立します。そういう意味でも

感謝、感謝です。まだ自身の治療も続きますので、診療

形態は来年も同じになると思います。御不便をおかけ致し

ますが、御理解の程、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

週3回しか診療していないので、大して開放感は得られて

いませんが(笑)、ゆっくりしようと思います。皆さんも

どうぞゆったり年末年始をお過ごしくださいませ。来年も

お互い元気な顔で会いましょう!(医者のセリフかよ ^皿^)

2022年12月30日 金曜日

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「アバター2」

いや、長いって。(^ ^;)前作よりも長い3時間12分です

からね。鑑賞予定の方はこれだけは頭に入れておいて下さい。

僕は知っていたので鑑賞前は極力水分摂取しないで臨み

ましたが、上映中、中座する方がチラホラ。可哀想に。

 

そんな長尺でも、魂ワシ掴みの作品ならもちろん良いんです。

先日紹介した「RRR」とかね。(笑)今作に関しては、映像美は

恐らく現在最高峰でしょうけど、脚本がツマラン。IMAXとか

HFRとかオッチャンにはよう分からん色々な鑑賞形態があり

ますが、まあやはりそれは映像美の強化なわけですよ。演出

やテーマはかなりのオールドタイプ。しかもジェームズ・

キャメロン監督は海洋オタクで環境保全活動家でもあるので、

捕鯨反対や環境破壊への啓蒙も余すところなく表現されて

います。

 

今回は舞台を森から海に移していますので、もうやりたい

放題と言ってもいいでしょう。僕的にはこれがちょっと鼻に

付くんですよね。現実にはヒダリストさんが絡んでる活動も

散見されるから、あまり乗れない。芸人・永野ばりにラッセン

が好きなのかと思うほど映像は素晴らしいですが、裏を返せば

それだけ、とも言えてしまいます。

 

そして前作を鑑賞済みでないとほぼ意味が分かりません。

前作は確かに度肝を抜かれましたから、観る価値はあるし、

だからこそ期待値が高かったのですが、今作のために予習

するのは正直言ってしんどいっす。しかも驚くべきことに

構想では5部作ですと。(笑)3作目は2年後とか。いやー、

このノリでまた来られるとツライなぁ。

 

「アビス」や「タイタニック」へのセルフオマージュも

てんこ盛りでそれは否定はしませんが、そもそもオマケで

やるものですから、もうちっと今作の芯をしっかり作り

込んで欲しかったです。映像美だけでは満足できない方や、

おちっこが近い方は控えた方がいいかもです。

 

今回は辛口でしたが、映画は僕にとってオアシスです。

来年もまた面白い作品に出会えますように。(^ ^)

2022年12月27日 火曜日

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8人目の審査員

M-1、熱かったですね。いつもの如く敗者復活戦から観戦

しましたが、まあ僕はさや香だったかなー。敗者復活は

令和ロマン。

 

今年は上沼さんとオール巨人さんが勇退され、大吉さんと

山田邦子さんが審査員に加わりましたが、そもそもお笑い

の審査って好みが入って当然なので、一致しないのが

当たり前です。その意見の相違もまた味わいです。ただ、

ここまで巨大なイベントになってしまうとある程度のしばり

を設けないと今後混乱するのでは、という危惧もあります。

 

例えばM-1と謳うなら“漫才”であることを前提としコント

系は減点、とか。今やキングオブコントやR-1、THE W

など派生した賞レースも多々あります。境界が曖昧になるのは

出場者もまた困惑するのではと思います。ヨネダ2000

は大好きなんですが。(笑)

 

出場者も大変ですが、審査員も大変でしょう。ただ昨日の

大会で言えば、毒舌が敬遠される中でぶっ込んだのは凄い

とか、極端な点数差であるとか首を捻る部分もありました。

きっとネットが荒れてるだろうな。(^ ^;)

 

ともあれ、スタッフを含めビッグイベントを終えた皆様、

大変お疲れ様でした。たくさん楽しませてもらいました。

来年は出るかー!(1回戦敗退)

2022年12月19日 月曜日

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風邪対策

僕は復帰してからずっと診療ではマスクとフェイスシールド

をしているわけですが、これはコロナ怖えーしってわけでは

なくて抗癌剤で免疫が下がってしまっているため、細菌でも

ウィルスでも感染しやすくなっているからです。屋外では

してないけどね。

 

そんな僕が毎日やっている感染対策を御紹介しましょう。

まずは手洗い。これは診療後、外出後、お金を触った後に

必ずやります。細菌、ウィルスは手から粘膜に移行する

ことが多いからです。日本は禊ぎの国ですしね。(^ ^)

 

それから鼻うがい。キットは市販のものですが容量が

大きい商品を選んでいます。できれば300mlくらい

欲しいですね。サーレという粉を混ぜれば生理食塩水と

同じ濃度になるので痛くありません。これを朝と寝る前

にやってます。

 

そしてネックウォーマーとアンクルウォーマー。アンクル

ウォーマーは1日中装着しています。ネックウォーマーは

外出時と就寝時のみ。スポーツタイプであれば薄くても

しっかり暖かいです。

 

サプリメントはオリーブ葉。これは血液データから用量を

決める類のものではない機能性サプリなので平時は1日2

カプセル、不調時は倍量飲みます。感染症予防に加え治療

効果もあります。他にも諸々飲んでいますが、血液データで

決めています。

 

予防的な漢方薬は飲んでいません。漢方内科医のくせに。

補中益気湯や十全大補湯が有名ですが、あくまでその時の

身体の状態に合わせて処方するもので、結果的に予防に

なることはありますが “予防” の生薬はありません。もちろん

症状が出たら使います。

 

今年の感冒は高熱で咽頭痛が激しいと聞いております。

まずは罹患しないような習慣を。

2022年12月9日 金曜日

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「すずめの戸締まり」/「ある男」

映画界の反撃はまだまだ続きます。「すずめの戸締まり」は

楽しみにされていた方も多いのではないでしょうか。

 

さてその「すずめの戸締まり」ですが、新海誠監督ということ

で、(映画館側の)期待値が高すぎるのか1日に10回以上も

上映しています。(笑)

 

冒頭主人公は謎の男性と出会い、なぜか声をかけられ、不思議

と後を追いかけます。そこで地下に潜む「ミミズ」に襲われ…

という何とも雑な展開。(^ ^;)いや、これは新海監督、やっち

まったなと思いましたが、すみません完全に誤解でした。

 

後半は徐々に新海監督の真の目的が明らかになっていきます。

トリハダですよ。今だからこそ描ける、そして描かねばならない

テーマでした。感服。

 

そして「ある男」(原作は未読)。先を読ませない脚本と(無駄に)

豪華な俳優陣の演技の安心感が心地良かったです。

 

離婚して地元の文具店で働く女性と画材を買いに来る客が恋に

落ちて再婚し幸せに暮らしていたが、夫が事故死してしまう。

1周忌で弔問に来た兄が遺影を見て「別人だ」と…。

 

さあ夫だった人物は一体何者なのか、という謎を追うミステリー

なんですがミステリー部分はあくまで表面的な目眩ましであり

本質は人間のアイデンティティを問う作品でした。二兎を追う

ような感じですが、恐らくそれは恣意的な演出でしょう。よき。

 

いずれも何度も観たくなる類の作品ではなかったですが、邦画

もまだ捨てたもんじゃないぜ!と思わせるには充分なデキでした。

でもやっぱ「アバター」に期待しちゃうなぁ。

2022年11月27日 日曜日

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