院長室

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11月6日は

昨日は、名古屋で大学時代の部活の集会、2人目の姪の

誕生、そしてドラゴンズの日本シリーズ進出、とイベントが

目白押しな日でした。


部の集会では懐かしい面々が思い思いに語り、なかなか一体感

のある良い会となりました。やはり若い時に“同じ釜の飯を食った”

仲間というのは特別なんですね。

2人目の姪の誕生に合わせて、上の姪を預かっているので、

これがなかなか刺激的。ほとんどは母が面倒を見ているのですが、

本当に1日ごとに成長していく姿に驚いています。

んで、ドラのシリーズ進出。はっきり言ってソフトバンクには

勝てる気がしませんが、ホームアドバンテージ、吉見と浅尾、

ベテラン野手、といった所が鍵になりそうです。


そんなこんなで、もう今日は休診!…にできるわけもなく、貯まった

雑務などをこなしながらピットイン。

まあ患者さんと話すのは苦痛じゃないので、診療自体がストレスに

なることは少ないですが、長時間集中するのはこたえるように

なった気がします。

これも歳のせい?…イヤイヤ、こんな症状も立派な栄養不足なんですヨ。

僕もビタミンB群が不足してますので、せっせとサプリメントを

飲んでます。(^ ^)

2011年11月7日 月曜日

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「ステキな金縛り」…

…と見せかけて、「ミッション:8ミニッツ」です!

これはキタ。文句なしで今年これまで観た映画の中でNo.1です!

もう観終わった後、自然とスタンディングオベーションでしたよ。(脚色デス。)

いつもならちょっとストーリーに触れるところですが、先入観なく

観ていただきたいので、あえて無しで。極力他のレビューなんかも

見ないで観た方が、醍醐味を味わえますぜ。

 

この映画の監督、ダンカン・ジョーンズ氏は今作がデビュー2作目で、

前作「月に囚われた男」では、そりゃあもうセンスフルな演出と

ちょっとしたSF設定の中に詰まった人情劇とで、相当満足させて

くれました。今作を知った時には小躍りして喜んだもんです。(脚色してマス。)

SF設定の中に人情劇を盛り込む手法は、まんま今作にも踏襲されており、

二番煎じと批判する向きもありますが、これがこの監督の味なんだと

思います。こんな完成度なら、何番煎じでも観ます。(^ ^)

 

ジェイク・ギレンホール、ミッシェル・モナハン、ヴェラ・ファーミガら

俳優陣も上手で、特にヴェラさんにはやられましたなあ。

そもそもジェイクさんがダンカン監督と仕事がしたくて、今回の監督に

推したんだとか。

いつもながら、邦題にはやや難がありますが、決して期待を裏切らない

作品です。是非どうぞ!

あ、「ステキな〜」も観たので、それはまた後日。

2011年11月3日 木曜日

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3歳になりました!

ちょうど本日で、開業して3年が経ちました。これまで3年スパンで

色々と変化がありましたので、僕にとっての3年は結構意味があります。


この3年をひとまとめに捉えるならば、「準備」でしょうか。

西洋医学に満足できなかった僕は、治すためのアプローチを色々と吟味、

取捨選択して、現在のスタイルになりました。

決して現在に満足しているわけではありませんが、この3年間で経験した

ことは勤務医では味わうことが叶わない貴重なものでした。

何を置いても、患者さん無くしては得ることのできなかった経験ですので、

まずは開業してから関わった全ての患者さんに感謝したいと思います。


改めて、自身の医療の方針を問いかけてみると、やはり僕は治せないと

言われた人の病態を良くすることに魅力を感じます。これは当初から

変わっていないようです。

逆に、嫌な言い方かも知れませんが、自分も楽で楽しい治療でないと

いけないと考えるようになりました。ひたすら献身の精神で働くのは

美しいようですが、自分に過大な力があると思い上がる危険性も孕んで

いると思い直しました。

自分も落ち込みもすれば風邪も引く人間ですから、自分の非力さを分かった

上で治療にあたらねば、難しい病態を快方に導くことはできないだろうと。

だから自分でも楽しもう、なんて発想は僕の楽天家たるゆえんですが(笑)、

青臭い若造が少し現実を知った、という感じでしょうか。


さあ、明日から新しいスパンです。今度のスパンは多分、「挑戦」です。

現在の医療制度は疲弊しきっています。きっと長くは続かないと思います。

そんな中でも、治すことにこだわり、かつ自家の経営も損なわないように

するためには新しい方法が必要な気がするんです。

それを築けたらいいなぁ、と漠然と思っています。


その一環でとりあえず、待合室を模様替えしてみました。(←ちっちゃ!笑)

見てみてくださいませ。(^ ^)

2011年10月31日 月曜日

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「スマグラー」

BUMP OF CHICKENが主題歌を歌うから「新・のび太と鉄人兵団」

を観に行ったり、大泉洋が好きだから「探偵はBARにいる」を観に

行ったり、ドニー・イェン見たさに「レジェンド・オブ・フィスト」

にぶっこむ、そんな動機で映画を選ぶことがしばしばある僕が、今度は

石井克人が監督、というだけで「スマグラー」を観に行きました。

 

石井克人氏は去年「RED LINE」というアニメ映画の原作者として

僕のハートをえぐった人で、「キル・ビル」のアニメパートを作成

したり、各種CMのクリエーターとして有名なお人。

今回の「スマグラー」はコミック原作で、ひょんなことから曰くつきの

あぶないブツを運ぶ運送屋(=スマグラー)の仲間になってしまった

冴えない主人公のお話です。

 

コミック原作の実写映画化は失敗することが多く(ドラゴンボールは

やっちゃったよね。派手に。実は北斗の拳も実写化されてます。

もちろんやっちゃてマス。^ ^;)、コミック人気の波に乗りなんとか

収入を得る、に止まることが多いもんです。

そもそも人気が定かでない「スマグラー」を実写映画化するという

ことは、何か石井監督の琴線に触れるものがあったんでしょう。

 

で、映画ですが、さすが石井克人!暗いお話でエグくてグロい場面が

結構あるんですけど、わざとファンタジックにすることでうまく中和して

ます。演出うまいわ。ツッコミどころも多々ありますが、余裕でぶっち

ぎってます。(笑)

俳優陣も主演の妻夫木聡をはじめ、永瀬正敏、満島ひかり、高嶋政宏、

みなさんハマってました。特に高嶋さんは「探偵はBARにいる」で新境地(?)

を拓いた高嶋政伸氏のさらにナナメ上を行く拓きっぷり。(^皿^)

兄チャンやりすぎ。あと永瀬さんは若干キム兄入ってた。(笑)

万人受けはしないでしょうけど、センスフルで飽きさせない一品でした。

映画を観て、原作コミックを買う人が結構いるかも。

2011年10月27日 木曜日

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フルーツの功罪

これまでウチでは朝食に果物を勧め、「フルモニ!」という

書籍も販売してきました。実際に僕もたばこをやめられたし、

便通も良くなったので患者さんにお勧めしていたわけですが、

分子栄養学的にはあまり良くないようです。


果物にはビタミン、ミネラルが豊富で酵素もよい働きをする

のは確かなようですが、問題は果糖(=フルクトース)です。

フルクトースはグルコースよりも中性脂肪や尿酸を高くする

可能性があるみたいです。だからと言って全面的に中止する

必要はありませんが、少なくとも果物だけでOK!というのは

間違いのようです。


フルモニの背景には「ナチュラル・ハイジーン」という学問体系が

一応あるので、それはそれで否定はしませんが、これからは朝食は

果物だけ!という指導はやめようと思います。患者さんを混乱させる

ことになるかも知れませんが、常に最良のものを提供したいと思って

いる結果ですので、どうかカンベンを…!m(v v)m


むしろ分子栄養学では、タンパク質不足に警鐘を鳴らします。体を

構成する細胞や、消化酵素、脳内神経伝達物質などあらゆるものの原料

になるのがタンパク質で、ゆえに不足することで様々な症状が出ます。

そして我々は自分で思っている以上にタンパク質が不足しています。

タンパク質は特に何もしていなくても消費されてしまうので、どうしても

不足がちになるのです。なので、分子栄養学では何を置いてもまずは

原料たるタンパク質をしっかり取ることが治療の基本になるんですね。


日本でプロテイン(=タンパク質)と言うと、ボディビルダー?みたいに

連想されてしまいますが(笑)、西洋では上記の理由でプロテインを普通に

摂取しているそうです。

これからは、果物じゃなくて肉!です。(^ ^)

2011年10月24日 月曜日

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