院長室

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イチローの一礼

いや、ダジャレじゃなく、感動しました。移籍後初打席で

客席に向かって深々と頭を下げる姿は無粋なコメントを

すべて吹っ飛ばすくらい美しかったです。


無粋と言えば、橋下さんの浮気報道に対するナントカ評論家

さん達のコメントは的外れで笑えました。「今回の騒動で市長

としての責任はどう取られますか?」なんていう意味不明の

質問をするリポーターにも驚きましたが。


確かに奥様は不愉快きわまりないと思いますし、橋下さんが

悪いのは自明ですが、なぜこの時期に知事就任前のスキャンダル

が出るか、が最も注目すべき所です。それだけ橋下さん降ろしに

躍起な人がいるってことですよね。橋下さん側はもしかしたら、

「この程度のスキャンダルしか用意できないのか。」とむしろ

安心したかも知れません。


関西電力所長の「電力需要バランスと無関係に再稼働」発言も

激しくKYで、ますます日本人がバカにされそうで怖いです。

イチローの映像をひたすら流していた方がよほど好印象を

持たれますね。

2012年7月26日 木曜日

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パブリック・コメント

今日の中日新聞朝刊にも載っていましたが、政府が環境・

エネルギーに関するパブリック・コメントの募集を行っている

ことを知っていますか?


先日来、電力会社の役員が意見聴取会で原発の必要性を

訴えて話題になりましたが、政府が提案した「2030年の

原発依存度、1:0% 2:15% 3:20〜25%

の3つから選べ」という設問に対する意見をどうぞ述べてく

ださい、というのが今回のパブリック・コメントの内容です。


あたかも政府は公正に国民から意見を求めているように見え

ますね。でもよく考えるとこれは「2030年までは原発を

動かしますよ。」と言っているのに等しいのです。古賀茂明氏

は「すぐに0%、2020年に0%」という選択肢を追加しない

と公平でないのでは?と指摘されています。さらに今回の

パブリック・コメントも非常に恣意的であると続けています。

なぜなら、コメント提出法が煩雑であり、しかも期間が8月12日

までという短い期間だからです。オリンピックに夢中になって

いる間に終わらせようとしているんじゃないかって。(笑)

あながち間違っていないと思うんです。


こうやって、国民の意見は聞きました、(こっそりとね)みたいな

せこいことをやるようではいつまで経っても信用されないのに

ねぇ。ただ我々が意見を提出できる機会というのは貴重ですから

面倒でもしっかり意見を出して、政府の思惑を外してやろうでは

ありませんか。幸い僕はあまりオリンピックに興味がないので、

早速意見を書きたいと思っています。


詳細はコチラ→ http://www.npu.go.jp/policy/po……120702.pdf

2012年7月23日 月曜日

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「リンカーン弁護士」

最近また映画批評ブログ化しておりますが、今回も面白い

作品だったので気にせず紹介。(笑)

 

題名のリンカーンは大統領でなく、車種のリンカーンです。

リンカーンの後部座席を事務所代わりに活動するちょいわる

弁護士のお話。マイクル・コナリーというクライムサスペンス

を得意とする作家の作品が原作なだけあって、お話はすこぶる

面白い。主人公もちょいわるとは言っても、自分なりの正義

で戦う芯の通ったキャラクターです。

 

この主人公をマシュー・マコノヒーさんが好演しています。

僕はあまり印象にない俳優さんですが、もうめちゃカッコ

よかった。内容は法廷サスペンスですので、登場人物の名前を

覚えられないと置いてけぼりになる恐れはありますが、その

あたりの配慮もまずまずあって、意外と万人受けしそうな

作品です。マシューさん以外の俳優陣はマリサ・トメイさん

くらいしか有名な人はいませんでしたが、個性的でとても

良かった。派手アクションは皆無ですが、シナリオの良さ、

演技の良さで全く飽きさせません。ラストも含めて正統派な

質の高い映画と言えるでしょう。

 

原作はシリーズ化されているみたいなので、続編もできそうです。

これは続編が観たい…!

「ダークナイト ライジング」前の肩慣らしにどうぞ。(笑)

2012年7月19日 木曜日

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ずいぶん広まった

予想に反して、今年は夏になってもヤケドの方が来院されます。

冬はカイロやストーブが原因になるので高齢の方が比較的多い

のですが、この季節はほとんどが小児です。先日はバイクの

後部座席に乗せてもらった子が、マフラーに下腿がついてしまって

受傷したなんてケースが連続で来ました。


それにしても、来院される子の親御さんはやはりネット活用率が

高いらしく、ほとんどの方がネットで湿潤療法を見つけて来院、

というパターンです。最初から湿潤療法を希望して来院されるので、

湿潤療法について順を追ってお話をして、うさん臭がられながら(笑)

納得してもらってから治療を始めていた以前に比べると、ずいぶん

とやりやすくなりました。


これもひとえに、湿潤療法の産みの親である夏井先生が精力的に

啓蒙活動をされている結果だと思いますが、理解を示さない医師が

まだまだ多いのには驚きます。反論する医師は、湿潤療法で重症感染症

が起きたとか、医療用と認められていない被覆材の使用は問題だとか、

素人が聞いても首をかしげたくなるようなお粗末な論拠を恥ずかしげも

なく展開させています。そして湿潤療法で良くなった患者さんに攻撃

されている模様です。(笑)


パラダイム・シフトが起こるためには40年必要なんて言われますが、

この調子でたくさんの患者さんが良くなってもらえると、意外と早く

変革が起きそうでワクワクします。その時、アンチ湿潤療法の先生方が

どんな言い訳をするのかはもっと楽しみです。(性格ワル ^ ^;)

2012年7月16日 月曜日

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「崖っぷちの男」

男は自ら高層ビルの窓の外に立つ。自殺願望?それとも?

その真意は一体何なのか…

というサスペンス映画です。一つのシーンで物語が進行して

いくシチュエーション・ミステリーという括りには、予算の

制限のせいでセンスでカバーする努力が必要になるため、意外

と傑作が多いんですね。「ソウ」や「フォーンブース」がよい

例です。

 

今作もそんなにおいを感じたので、あまり情報を入れずに

観に行きましたが、ちょっと期待外れだったかな。わざわざ

高層ビルの外に立つ意味は、何らかの復讐であることは物語の

序盤に明かされるのですが、その綿密であるはずの復讐計画

がどれもなんか行き当たりばったりで、どうもアホっぽく

見えてしまいました。(^ ^;)

主演のサム・ワーシントン氏も引っ張りだこなのがうなずける

オトコマエなんですけど、いまいち悲壮感がなくてこの復讐劇

にはマッチしてない感がありあまり入り込めず。

 

とは言え、ご都合主義のオンパレードを感じさせないスピード感

は見物です。ラストで明らかになる、あるおじさんの正体には

驚きましたが、心温まるニクイ演出でした。

うん、そう考えると意外とオススメかも。

きっと僕が高所恐怖症で鑑賞中結構ビビってたから辛口なのね。(笑)

2012年7月12日 木曜日

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