院長室

« 7月 2024 5月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31

MANZAIサイコー!

いやぁ〜、面白かったですね。いや、選挙じゃなくて「THE  MANZAI」ね。

まあ歴史的政権交代からの歴史的敗北もある意味面白かったですけど。(^ ^;)


優勝したハマカーンは僕も文句なしで1位だと思いました。一番ハネたのは

アルコ&ピースでしたけどね。でも審査員のブレはあったような気がします。

決勝で千鳥じゃなくてハマカーンに投票するなら、予選でなぜ NON  STYLE に

入れなかったのか理解に苦しみます。NON STYLE  の決勝ネタ見たかったヨ。


ビートたけしも言ってたけど、今大会は平均してみんな面白かった。でもやはり

正統派が高評価なのも、この大会のいいところでしょう。ここに松本人志が入ると

シュール票が入ってややこしくなるから、彼はいなくて正解かな。(笑)

トレンディエンジェルがまともなネタができるのに感動したし、チャカしだけで

やり通すオジンオズボーンのパワーにも圧倒され、のりお師匠にゲキ似の

スーパーマラドーナもじわじわ来る面白さがあった。一番笑ったのは「シュシュ!」

で、思わず涙したのは巨人師匠が磁石に「辞めるなよ!」と言った瞬間でした。


録画しておいて観終わってすぐに2回目を見て、その余韻に浸りながら YouTube で

ハイきんぐのネタを見直す(どんなんよ)というお笑い三昧な日曜日。

ごっちゃんでした。ハゲラッチョ!(←実は彼らが好きらしいです)

野田首相もどうせ負けて辞任するの決まってたんだから、「すんません、THE MANZAI

観てて投票行くの忘れました!」くらい言って欲しかったです。(^ ^)

2012年12月17日 月曜日

カテゴリー 院長室

タグ

プラつぶ

最近プラセンタのサプリメントが各種流通しておりますが、それを

「プラつぶ」なんて言うらしいですね。お肌に良いとか、疲れが取れる

とか主に女性をターゲットに宣伝されていますが、もともとプラセンタは

肝臓の薬です。アレルギーや不眠や倦怠感や更年期症候群など、使用する

場面は多岐にわたりますが、全て肝臓の機能が高まる結果です。


で、最近よく「プラつぶ飲んでいいですか?」なんて聞かれるわけですよ。

もちろん飲むこと自体は別に害はないんですが、結構軒並み高価なので、

費用対効果を考えるべきなんです。薬はどんな摂取の仕方をするにしても

結果的に血管内に入って目的臓器に到達し効果を発揮します。摂取の仕方は

大きく分けて、経口、皮下、静脈内の3ルートがありますが、ダイレクトに

薬剤を血管内に届けられる静脈内投与=血管注射が最も効果があるという

ことになります。その次に吸収効率がよいのは皮下注射です。皮下組織から

浸透して血管内に入ります。最も効率が悪いのが経口投与です。経口投与では

腸という“税関”をくぐる必要があるので、どうしても思った通りに薬剤が

届かないんですね。反面、副作用を防ぐには適しているわけですが。


さらに、市販のサプリメントに本当に表示量通りに成分が入っているか、

と言う問題があります。実は現行の法律では、原材料の表示義務はあっても

内容量の表示義務はないんです。つまり表示通りに入っていなくても、罪に

問われないんですよ。ということは中にちゃんと入っているかは、メーカー

の良心次第。(笑)これはちょっと頼りないですね。


ということで、「プラつぶ」は高くて効率が悪いと考えるのがようさそうです。

他の市販のサプリメントでもそうですが、1ヶ月飲んでみて効果が感じられない

ものは中止すべき、とお話するようにしています。

2012年12月13日 木曜日

カテゴリー 院長室

タグ

いまさら鑑賞記

観そびれた or 劇場に行くほどではなかった or マニアックすぎてすぐ上映

期間が終了してしまった(笑)映画をDVD鑑賞してレビューする人気企画

(ウソつけ)「いまさら鑑賞記」、ひさびさの登場です。そもそもレビュー

するに値しない作品は紹介しないので、作品が溜まるまで時間がかかるん

ですよ。しかも最近結構ハズレ引いてたもんで。(^ ^;)

ではさっそく。

 

・「アーサー・クリスマスの大冒険」

個人的にはクリスマスに何の価値も感じていないのですが、この映画は面白い。

ピクサーでもディズニーでもないCGアニメなので、あまり宣伝もされませんでしたが、

完成度高し。ハイテクを駆使してプレゼントを配る現代のサンタ一族がミスに

よって一人だけプレゼントを配り忘れ、それを落ちこぼれが昔ながらのそりで

届けるというストーリー。王道で分かりやすいですが、随所に新鮮な演出が

あって楽しい。しっかり感動もさせてくれる充実した1本です。

 

・「サラの鍵」

サラという名の60年前の少女の足跡を探る中で自分の価値観を再確認していく

というお話。第2次世界大戦のユダヤ人虐殺事件が背景にあるので重いですが、

演出がミステリータッチで上手く、最終的に現代の主人公がしっかりまとめてくれる

ので後味は良いです。派手ではないですが、静かな感動を与えるオトナの映画です。

ん?コドモな僕には向いてないか。

 

・「灼熱の魂」

突然死した母の遺言から明らかにされていくとんでもない事実に翻弄される姉弟のお話。

中東が舞台で俳優さん達の顔が同じに見える(^ ^;)し、過去と現在のシーンが行ったり

来たりするので、最初はかなり戸惑いますが話はすこぶる面白いです。とても面白い

ですが気を抜いてるとラストは衝撃が強すぎて、パク・チャヌク監督の連作のような

後味の悪さを味わうことになります。ので、あまり広くオススメはできない作品。

でも面白い。

 

・「パーフェクト・センス」

原因不明の感染症が蔓延する一種のパニック映画。秀逸なのはその設定で、感染する

と感情の暴発と共に一つずつ感覚を失っていく、というもの。まあ現実味はないの

ですが、この感覚を失うということがとてもリアルに描かれていて、一組のカップル

がメインのラブ・ストーリーの仮面をかぶったホラー映画と言えるかも知れません。

センスある作品ですが、2回は観たくないです。(^ ^;)

 

・「海洋天堂」

あのジェット・リーがアクションなしで主演するシリアス映画。しかも妻に先立たれ

自閉症の息子を持ち、自身も余命数ヶ月という激重な設定です。内容よりもジェット・リー

の演技力が心配だったのですが、意外とまたこれが良かった。ああそうか、英語じゃない

からね。(笑)

正直もう少し掘り下げて欲しいテーマであったので、感動路線だけで行くのはもったい

ない感じがしてしまいましたが、ジェット・リーの意外な一面が見られるので価値が

ありますよ。

 

・「アリス・クリードの失踪」

いわゆるワンシチュエーションスリラー系の作品。誘拐されたアリスと2人の誘拐犯。

ひたすらこの3人の間の心理戦が描かれます。まあ意気込みは買いますが、この分野は

結構傑作が多いので目新しさはないです。よっぽどのことをしないと逆に面白さが半減

してしまう難しさがあります。中盤の誘拐犯2人の関係暴露にはビックリしましたが。

この分野が好きでたまらない人向けです。そんな人いるのか?(笑)

 

とりあえず上からオススメ順です。天の邪鬼な人は下から観て下さい。(^皿^)

 

 

 

2012年12月10日 月曜日

カテゴリー 院長室

タグ

がんの治療

立て続けに芸能人の癌関連の報道がありました。中村勘三郎さんは残念ながら

亡くなってしまいましたが、宮迫さんは手術で根治が可能だそうです。

勘三郎さんの死因はARDSという呼吸不全なので、直接癌とは関係ないかも知れ

ませんが、抗がん剤治療が遠因になってはいるので、やはり癌関連の死と言える

でしょう。


日本人は世界的に見ても飛び抜けて癌が多い民族です。僕はその原因は「真面目さ」

じゃないかと思っていますが、治療はとても褒められたものではないですよね。

長時間に及ぶ手術、抗がん剤と放射線、それらが3種の神器のように言われますが

どれも合併症や副作用が強いものばかりです。特に肺癌はこれらの治療でも歯が

立たないのが現状です。癌が多い民族だからこそ、もっともっと研究して多角的な

治療法を提案していくべきだと思います。言い方は良くないですが、症例数が多い

ので統計データも取りやすいはずです。


具体的に素晴らしい治療法があるわけではないし、3種の神器もやはり必要だとは

思うのですが、どうも「癌を退治する」ことにしか目が向けられていない風潮が

蔓延していると思うのです。癌ができるのにも必ず原因があるはずですから、本来的

にはその原因を改善することで治療は完結すると思います。どんな素晴らしい手術

も新しい抗がん剤も、結局は対症療法の域を出ないんですよね。発生の予防には

繋がらないわけです。


最近では「癌とは共存する」という考え方が広がりつつあります。癌があったって

元気な人も確かにいるのですよね。こういう発想の転換が必要な分野だと思います。

ちなみに宮迫さんの「腹腔鏡下幽門側胃切除術」というのはお腹を切らないで、カメラで

見ながら胃を1/3くらい切る手術で、最小の侵襲でできるので早期胃癌で間違いないし

復帰も早いと思います。ただやはり何か再発対策は絶対にすべきだと思います。

お笑いの方はともかく、何たって芝居がウマイもの。(^ ^)

2012年12月6日 木曜日

カテゴリー 院長室

タグ

どうなの?選挙

またいたたまれない事故が起きましたね。建設から30年以上経ったトンネル

ですから経年劣化は否めず、そういう事実を知るとインフラへの投資は大事な

ことなんだな、とは思います。公共事業に政治がからむとついバラマキだと

思ってしまうのも問題ですな。それこそ政治のせいなんですが。


そんな不安を消してくれる政党はあるんでしょうか?新党も含め多数乱立している

今度の選挙ですが、政策の組み合わせを見ると結局しぼれないんですよね。

例えば僕は原発は減らしてTPP参加は歓迎、な立場なんですけど意外とピッタリ

来る党ってないんですよ。

この方向性が全く決まらない状態にほくそ笑んでるのが実は官僚、ってウワサが

あるもんだから、なんか選挙も本気になれないんですよね。民主党がそうであった

ように、改革っぽいものは次から次へと骨抜きにされていく様を見せつけられました

から、現在口角泡を飛ばして熱く語っていても、いざ与党になれば結局手足を

もがれて八方塞がりになるような気がしてしまいます。


だからこそ、公務員制度改革が大事なんですが、これまたこれを掲げる党がない

と来たもんだ、なんですよ。(^ ^;) 強いて言えばみんなの党かなぁ。

政党間で醜い罵り合いをしているのを腹で笑ってる官僚がいるかも知れないこと

を政治家の皆さんはもっと敏感に感じて欲しいですね。

と言うことで、僕は「THE  MANZAI」の方に興味が移っていくのでした。(笑)

キングオブコントのバイキングみたいなハネたネタを見たいっすね!(^ ^)

2012年12月3日 月曜日

カテゴリー 院長室

タグ