先週末はセンター試験でしたね。患者さん、患者さんの
御家族にも受験者がいましたがどうだったかなー?天候には
恵まれた感じでしたが。僕は飲んでましたが。(^ ^;)
もう30年近く前ですが、思い起こせば試験の日はかなり緊張
したし、思ったような結果が出せなかったし、あの時栄養療法を
知っていれば…!とか思わないでもない。もしかしたら働かない
で生きていく方法を発明していたかもなぁ。(笑)
緊張するのも実力を出せないのも、結局は脳機能によるもの
ですが、脳を客観的に評価するのは意外と難しいです。画像
検査は形態的な異常を発見する意義が大きいので、機能の
尺度にはなりにくい。セルフチェックするにしても、その判断
をするのも脳ですから脳機能に不調があれば、鈍感になって
放置してしまうかも知れません。
学問に限ったことではなく、柔軟な発想ができたり、冷静に
判断ができたり、物事を俯瞰して捉えられたりする能力はとても
魅力がありますよね。性格や先天性のものも当然あるでしょうが、
脳の特性を知れば対策を練ることはできます。「脳は脂肪で
できており、燃費が悪い」です。
脳は脂質が大部分を占めている臓器なので、悪い脂質を摂って
いれば当然脳機能にトラブルを生じます。そして燃費が悪いので
短時間しかもたない糖質をメインエネルギーにしているとすぐに
ガス欠になります。ファストフード店のフライドポテトや
夜食にラーメンやチョコ、なんてものを食べていたら長丁場の
試験は戦いきれないでしょう。
メインに青魚をしっかり食べて、飲み物にココナッツオイルを
入れる、もちろん空腹状態で糖質を摂らない、これだけでも
脳は喜ぶと思います。まだまだ2次試験があります。能力を
最大限に発揮するために“脳”力を養いましょう!ちなみに睡眠も
しっかりと。僕は大学生の時、気合い入れて遅くまで勉強して
朝起きられず試験をすっぽかしたほどの男ですからね。実感
こもってます。(笑)