ここ数週は一宮市でも数人、インフルエンザの感染報告があります。
例年よりも早いのでイヤな予感がしますが、インフルエンザだろうが
普通の風邪だろうが、感染症対策にビタミンCは有効です。
ウィルスや細菌、異物が身体に入り込んだ時、それを排除するために
白血球が動員されます。その白血球が移動する時にビタミンCが必要
なんですね。ビタミンCが風邪の治療や予防に使用される理由はここに
あります。
食材では、一般にはレモンがよいイメージですが、現実的に毎日何個も
レモンを食べることは難しいので、ブロッコリーやパプリカがお勧め
です。サラダやメインの付け合わせに摂ると良いでしょう。市販の飲料
やタブレット類も多くありますが、ビタミンCは非常に酸化しやすい
性質があるので、酸化防止剤も多く含まれることに注意せねばなり
ません。そもそも含有量表示通りに入っていないものも多いし。(^ ^;)
また、ビタミンCは必要臓器から順に配られる性質があり、一番は
副腎です。白血球は3番目くらいなので、副腎疲労がある方は副腎での
ビタミンC消費が激しく、白血球にまで行き届かないため感染症を
繰り返す、なんてこともあります。当然ながら副腎に負担をかけない
生活も風邪予防になるということです。いつも言ってるアレです。(笑)
あとビタミンCの吸収は400mg〜600mgを境に低下する性質が
あるので、一度に大量摂取するのは非効率的です。サプリメントなどを
利用する場合は少量頻回の方がベターです。ウチで採用している
チュアブルタイプのビタミンCは1粒200mgかつ水不要なので、
摂取しやすくこの時期とても重宝します。子供も食べられるし。
ちなみにシミなどでもビタミンCがよく使用されますが、皮膚は白血球
よりも優先度は下なので、効果には非常に個人差があります。ここでも
やはり副腎のトリートメントが重要ってことですね。いつも言って(略)