肩こり、腰痛、眼精疲労にこむら返り…と疲労に伴う慢性疼痛を
抱える方はとても多いと思います。それに対するマッサージや
ツボ押しなど治療法も数知れず。そのどれもが間違ってはいません
が、数あると言うことは決定打もないと言うこと。
こういった運動療法を効かせるためには、テクニックももちろん
重要ですが身体のバランスが整っているかが決め手になったり
します。例えば身体が傾いた状態でストレッチしても変に力が
入り、効果が薄かったり却って痛めたりするわけです。
そこで簡易なバランスチェックを紹介しましょう。まずは力を
抜いて鏡の前に立ちます。この時に手の甲がどれくらい見えるか
をチェック。手の甲が広く見えれば見えるほど巻き肩、猫背に
なっています。そしてそのままバンザイ。腕の上がりの左右差を
見ます。上がる角度だけでなく、耳と腕の距離、腕のねじれも
チェック。肩甲骨の動きの悪さが分かります。ついでに首を左右に
振ってみて左右差があるかチェック。これも首と言うよりは
背中や肩甲骨の影響が出ます。
次に下半身です。椅子に座って片足ずつ膝を抱えてみます。さらに
片足ずつあぐらの形をしてみましょう。どちらも左右差がある
ようであれば股関節と腰の動きが悪いと分かります。足の形も
上から見てみましょう。足を付けておやゆびが離れるようであれば
外反母趾傾向ですし、趾が縮こまっているようなら足のクッション性
は低下しているでしょう。タコができやすい、ってのも問題です。
以上で何か問題があったら…小刻みジャンプ!脱力した状態で
その場でジャンプしてみて下さい。これで体が揺られてバランスが
整ってきます。いつもやっているストレッチや、接骨整体院に
行く前にやっておくと効果がより出るかも知れないですよ。(^ ^)