院長室

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仕事納め

まだお仕事がある方には申し訳ないですが、当院は本日で今年の診療

を終了しました。歳を取るごとに1年を早く感じる、と言いますが、

充実していてもまた早く感じると思うので、まあそちらという事に

しておきましょう。(^ ^)

 

今年は、やろうと思っていたことができなかったり、いざやって

みても思ったような成果がなかったり、逆に思わぬヒントを得たり、

結果オーライで妥協したり、とまあ何だかんだで収支は合ったような

感じです。変な総括ですね。(笑)

 

僕のポリシーは “こだわらないこと” ですが、目的への最善策を提案

できること、が治療方針の芯です。格好良く言うとソリューション

へのベターツールのサジェスチョン、となりますか。ルー語じゃん。

耳鼻科でもないのに鼻の奥をつついたり、歯科でもないのに歯磨き粉

を販売したり、はたまた電磁波やら自費の検査やら、普通に見れば

アヤシイ医者だと思います。これを続けていられるのも、勇気を

出してチャレンジしてくれる患者さん達のおかげです。この場を

お借りして御礼申し上げます。

 

こういう支流の治療をするのは決してアンチ本流だからではなく、

本流の治療だけでは良くならない方がしばしばいるからです。ただ

支流の治療にはなかなか教科書や正解がないですから、手探りの部分

もありますし、またそれに拘泥してしまうこともあります。それが

その方にフィットすればいいですが、そうでない時には迷走が始まり

ます。自分への戒めのため、変な表現ですが「専門家にならないこと」

を肝に銘じて診療しています。これがこだわらない、という意味です。

 

この姿勢はもちろん来年も変わらないので、まあそんな医者だと諦めて

頂いて(笑)またお付き合いくださればと思います。それでは皆さん、

どうぞ良いお年を。ネクストイヤーもハッピーになるようトゥゲザー

しようぜ!

2018年12月29日 土曜日

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1月のキャンペーン

皆さん、ハッピークリスマスイブ!ホワイトクリスマスになると

素敵ですね!…ふう、心にもないことを言ってしまいました。大人

になったなぁ。あ、雪が見たいのは本音ですが。(^ ^)

 

クリスマスなんてカンケーなく働いてるぜ!何なら年始も休みは

元旦だけだぜ!なんて方のために来月のキャンペーンはコエンザイム

Q10(CoQ10)のサプリメントをお安く提供します。

 

CoQ10はミトコンドリア機能を左右する大事な物質です。我々は

ミトコンドリアにおいて活動エネルギーを合成しますから、CoQ10

が不足すればあらゆる能力が低下します。特に疲れやすくなり、

冷え傾向になります。また抗酸化システムの一翼を担いますので

不足することでサビやすくなるでしょう。ストレスフルな方に

勧めるのはこのためです。

 

ただCoQ10は自身で合成することができるので、通常、栄養療法で

勧める優先度が低いことは事実です。VB群やMg、Znなどの方が

圧倒的に使用頻度は高いです。また、どのメーカーもCoQ10は比較的

高価なのが後回しになる理由だったりします。医療用サプリメント

メーカーの中ではヘルシーパス社のものが良心的価格設定なのですが、

今回さらにお求めやすく致します。

 

・1ボトル60カプセル入り 7020円を5600円(税込)!

・10カプセルのお試し分包 990円(税込)!

 

ボトルの方にはオマケで5gのプラスチベース(伸びの良いワセリンね)

も付けちゃいます!疲れ対策と同時に乾燥対策もしちゃってちょうだい!

この機会にCoQ10の効きを実感してみてください。(^ ^)

 

ちなみにコレステロールを低下させるスタチン剤はCoQ10の合成を

抑制する副作用があるので、この薬剤を飲まざるを得ない人は結構

CoQ10の摂取が必要だったりします。

2018年12月24日 月曜日

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ケーキ、餅、おせち

さて上記ワードを聞いて何を思い浮かべるでしょうか?「ああ、

気分がアガる食べ物!」と答えた方は逮捕。オモロイけど。(笑)

もちろん、これらは糖質の多いものですね。

 

常々言うように、こういった糖度の高いものを空腹時に食べるのは

御法度です。お酒を飲む方は、ビール、日本酒、白ワイン、シャンパン

がこのカテゴリーに入ります。クリスマスや年末年始の行事が続く

ので、どうしてもこれらを口にする機会は増えると思いますが、

何とか食事の最後に回すよう工夫して欲しいです。

 

なぜ悪いかを一言で答えよ。「気分がアガり過ぎるから!」は島流し。

もういいか。(^ ^;)もちろんそれは血糖値が乱高下するから、です。

血糖値は高いこと自体が問題なのではなく、激しく上下することが

一番の害です。健康診断で血糖値が正常と言われていても、それは

その時点の値なだけで上下していないことにはなりません。ここが

落とし穴になっている場合が多いですね。

 

そして血糖値が激しく動くと、それを補正するようにインスリン、

アドレナリン、コルチゾールといったホルモンが過剰に分泌されます。

これが不調の直接的な原因になります。これらは生命維持に必須の

ホルモンなのですが過剰に分泌され、浪費されることで様々な

症状を誘発します。

 

疲労感、動悸、ほてりや冷え、不眠、鼻炎などなど。そしてこれは

年齢や性別に差はありません。むしろ身体の小さい子供の方が

影響を受けやすいかも知れません。子供の花粉症や、ぐずる、朝

起きられない、なども意外とここに原因があることも。生理前後の

不調に関係する場合もあります。

 

ここまで脅せば大丈夫ですよね?!(笑)まあでも本当に上記の

ような症状を誘発しうるので、年末年始を安全に過ごすためにも

是非食べる順番に注意してください。

2018年12月20日 木曜日

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鉄剤注射はドーピング?

駅伝の強豪校が試合前に鉄剤注射をして問題になっています。繰り

返し警告をされていたようで、注射が常態化している可能性が高い

です。鉄剤はもちろんホルモン剤ではないですからドーピング指定

はされませんが、果たしてこれはアリなのか?

 

そもそもなぜ鉄剤を注射するかというと、推測ではありますが

ヘモグロビン(Hb)量を増やして細胞への酸素運搬能を増強し

バテにくくしよう、という目的なのではないかと思います。高地

トレーニングをするのも酸素が薄い場所で運動することでHb生成

を促すのが目的なので、“即席の高地トレ”とも言えます。

 

これは栄養学的には非常に危険な方法で、却って不調になることも

あります。鉄は活性酸素も産み得るミネラルで、体内濃度を厳密に

管理するシステムが備わっています。そのシステムの要になるのが

腸なのですが、注射で投与することによりこの腸の調節システム

を無視して体内濃度が上がるので、活性酸素の発生源となってしまい

これが不調を招きます。

 

さらに、Hbはヘム+グロビンで構成されますが、鉄が必要なのは

ヘムの方で、グロビン合成に問題があれば鉄剤を入れてもHb合成は

うまくいきません。ただ、鉄を利用する際の酵素も鉄が必要なので

運搬能が上昇しなくても利用能が上昇することで効果を感じるかも

知れませんが。

 

運動選手への栄養指導で鉄剤を投与することはありますが、少なく

とも正しい経路で体内に取り入れることが大切です。注射での投与は

正常の代謝にはなりません。自分で判別のできない子供に投与する

のはさらに慎重になるべきですね。

2018年12月17日 月曜日

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インフルワクチンしてよー

一宮市でもインフルエンザの感染が急に増えたようです。学級閉鎖も

出ているレベルなので、いよいよか、という感じです。

 

ウチはHPでもお知らせしている通り、インフルエンザワクチンの

接種は行っていませんが、ここ数日数件は「ワクチンやってますか?」

という問い合わせを頂きます。折角電話を頂いて申し訳ないんですが

今後もやる予定はありません。

 

ワクチンの効果は、弱毒ウィルスを体内に入れることで抗体産生を

誘導し本感染の防御に役立てる、というものです。この道理で

考えるとワクチンの効果を発現させるためには3つのハードルが

あることが分かります。

 

まずは弱毒ウィルスでさえも不調を起こす場合があること。ワクチンを

打ってから体調を崩した経験がある方もみえると思います。そして

無事に体内に入っても抗体がうまくできない場合があります。抗体は

タンパク質でできているので、そもそもタンパク代謝が悪い方は

抗体が思うように合成できません。さらに抗体がしっかり合成できた

としても、その年に流行するウィルスとマッチしなければ効きません。

特にインフルエンザウィルスは毎年変化するのでマッチしにくいです。

 

ワクチンを接種した方が仮に感染した場合でも軽症で済む、なんて

言われますが、同一個人で接種と未接種の比較なんてできないですから

それホント?と思っちゃいます。そもそも毎年何十万人も感染している

時点で既に接種する意義を感じないんですけどね。(^ ^;)まあ

博打みたいなものと考える方がいいでしょう。

 

ではどう予防するのか?ですが、一番よいのは鼻うがいでしょうね。

以前にも紹介しましたがハナクリンSという商品がコスト的にも

容量的にもオススメです。あとはビタミンCとタンパク質をしっかり

摂ることですね。

2018年12月13日 木曜日

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