震災から約6週間。
電池やコンロがなくなった茶番劇がすっかり昔のことのように
こちらでは普段の生活に戻っています。
一連のこういった変化を見ていると、つくづく世論というのが
影響力を持っているのを感じます。我々の情報源はほとんどがテレビで、
あとはインターネットや週刊誌でしょうか。
それらが騒げば我々も自分のことのようにあたふたするし、それらが
素知らぬ顔をすれば、もう沈静化したような錯覚に陥ります。
僕は親族に被災者がいるので、少しは現地の情報が直接入ってきます。
それを聞くと、まだまだ何も変わっていない、というのが実情のようです。
僕らの生活と現地の生活のギャップを思い知らされると、一時の“はやり”に
止まらず、能動的に情報を収集する姿勢が大切だなと感じます。
とは言え、正確な情報なんてどこにもない、というか何を信じていいか分からない
というのも本当だと思います。なんせ、世論を作る側の人間もいるんでしょうから、
情報なんて全て操作されていると考えるのが冷静な判断でしょう。
東電は情報を隠蔽している、なんていう誰でも知っていることから、そもそも
地震そのものがアメリカが引き起こした、なんていうハイレベル(?)なものまで
ピンキリですよね。
そんな中、知人から教えてもらった大前研一さんという方の意見は冷静かつ建設的で
納得できます。ブログ↓
http://www.lt-empower.com/koblog/
巷にあふれる情報は何一つ信用できない反面、何か拠り所となる情報がないと不安に
なるというのもまた事実で、現代人の弱点の一つと言えましょうか。
きっとまだまだこれから社会は変化していくでしょう。当たり前のようにバラエティ番組が
やっているからと言って、安心してはいけないな、と思います。
…なんて全然説得力ないけど、「BOSS」おもしろすぎ。(^皿^)
木曜夜のドラマはここのところハズさないですなぁ。