おっと、また宣伝か?と思われましたか。ええ、まあそのうち足の
トリートメントについても健康教室・徒手偏で扱う予定ですが、随分
先になりそうなので、今すぐできることを紹介しましょう。
そもそも足は体操する必要があるのでしょうか?もちろん、大アリ
です。足は体の緩衝装置です。車で言えばサスペンションのような
もの。もしもそれが故障すれば車内は凄い衝撃で乗っていられません
よね。人体でも同様の事が言えます。つまり足の緩衝作用が低下すれば、
その上、足首、膝、腰、と過剰な衝撃が入りそれぞれの負担が増す
わけです。足のせいで膝や腰が痛い、ということになります。
足の不調を見つけるのはなかなか難しいですが、そもそも外反母趾
や内反小趾になっている方は既に緩衝作用は低下しています。変形は
なくても足の裏、ゆびの付け根の中央当たりやゆびの背にタコができて
いれば、これも緩衝作用の低下を示唆します。それもないから大丈夫!
とは残念ながら言えず、足の甲に輪ゴムを5〜6本はめて歩いてみると
なんだか楽だよ!?って時はやはり足の緩衝作用は低下している
でしょう。
これらに当てはまる場合は、足を “鍛える” 必要があります。緩衝性能
をアップするには足の甲の骨を支える筋力を増強する必要があるから
です。ここで有用なのが、タオルギャザーとあしゆびジャンケンです。
外反母趾の体操としてどちらも有名ですよね。ただ、あくまで筋トレ
なので、速くリズミカルにやらなければいけません。
そして、ひろのば体操です。これも何度か紹介していますが、あしゆび
と手の指を交互に入れて反らす運動です。こちらは筋トレではなく
ストレッチなので、ジワーっとゆっくりやって、10秒ほど止める
のがポイントです。
どちらも地味な体操ですが(^ ^;)、例えばTVを観ながらとか、
食後とか自分なりにルールを決めて毎日やってみてください。きっと
変化を感じられるはずです。