8/7の立秋を迎えるまでが、夏の土用です。
この時期、お腹に負担をかけないようにするのが大切。
そこで意識するのが、食事の質と量です。
質は、新鮮で旬のもの、添加物の少ないもの、などをチョイスして、量については、腹7分目程度かそれ以下に。
もう一つ意識したいのが、
お腹が空いた時間があるか?
です。
✓時間が来たから食べる
✓予定があるから、先に食べておく
✓コーヒーのお供にお菓子をつまむ
✓口さみしいから何か食べる
など、「お腹が空いた~」と感じる前に、何か口にしていませんか?
お仕事をしていると、空腹感を感じなくても食べないといけないこともあるでしょう。
そういう時は仕方がないとして、できるだけ空腹を感じるような生活を心がけると、健康にもいいですよ。
とくに甘いものは習慣になりやすいもの。
「しっかりお腹を空かせてから、食事をする」
これを習慣にしていってください。
ここからは、ちょっと東洋医学的なお話し。
東洋医学の考え方のベースに、陰陽論というものがあります。
ざっくりいうと、世の物事は陰と陽のバランスによって成り立っているというもの。
陽…熱、明、天、昼、夏、動
陰…寒、暗、地、夜、冬、静
といった感じです。
一年の春・夏・秋・冬も、この陰陽のバランスの変化と捉えることができます。
さて、飲食物が入ってくると、胃が活動します。
運動すると身体が熱くなるように、胃も活動すると熱を持ちます。
そうすると、身体は熱の方(陽)にバランスが傾いてしまい、
・便秘
・肩こり
・めまい
・かゆみ
などの症状が出やすくなります。
こういったことからも、お腹を休めてあげるのは大切なんですね。