控えめに言ってクソヤベェ、、いや、失礼。まさかのトップガン
の続編です。3年ほど公開延期がありましたから正確には33年
ぶりとなります。劇中でも同様の時間が経過しており、マーヴェリック
は周囲が昇進していく中、今でも大佐に留まりテストパイロットを
しています。あ、マーヴェリックというのは個人識別しやすくする
ためのコードネームみたいなもので、我らがトム・クルーズのこと
です。
前作が青春詰め合わせイケイケお祭り映画(笑)だったのに対し、
今作は前作をトレースしながらもマーヴェリックと亡き相棒、
そしてその息子との人間関係を柱に進行します。この部分の感動
を味わうためにはやはり前作は鑑賞しておいた方が良いでしょう。
若干苦痛ですが。(^ ^;)amazon prime 会員なら無料でっせ。
そして何と言ってもスカイアクションがド迫力!グリーンバックに
CGを合わせるような小手先の撮影など糞食らえと限界まで実機
を使用して撮影されています。演者はなんと5ヶ月もこの映画の
ために訓練したそうです。クレイジーや。主人公達が挑む作戦の
設定がウルトラハード過ぎん?という突っ込みはありますが、緊迫
した場面ではBGMが消えてパイロットの息遣いだけになったりして
観ているこちらが何故かGを感じるほどです。
この成功はもちろんトム様の魅力によるものですが、脚本が
クリストファー・マッカリー、監督がジョセフ・コシンスキー
というここ最近のトム様映画最強の布陣なのもあるでしょう。
131分というやや長尺を全く苦痛を感じさせない血湧き肉躍る
作品に仕立て上げたのは見事です。そしてここまでやるか!
という強い拘りは、そのままトム様の映画に対する姿勢でも
あるのでしょう。コロナ禍で配信映画が増えましたが、映画館
でしか味わえない体験があるのだよ!という熱意の塊のような
映画です。なんせトム様が続編製作権を自ら購入してまで拘った
作品ですから、是非とも映画館でご鑑賞ください。
そう言えば、大半が消失した僕の映画鑑賞記録ですが、劇場の
閲覧履歴やこの映画レビューを参考に9割方再現できました。
めっちゃ大変だったけど。ご心配頂いた方(イネーヨ)、ありがとう
ございました。(^ ^)