院長室

« 7月 2024 5月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31

あたまの話

昨日、脳外科で術後フォローの頭部MRIを撮ってきました。

術後8ヶ月目で悪化・再発はないとのこと、安心しました。

手術は個人的にはもっと遠い過去のように感じますが、思い

返すとゾッとします。(^ ^;)

 

腫瘍があったのは脳の左前頭葉という場所で、摘出した

スペースはずっと残るそうです。ゴメンな、前頭葉ちゃん。

診察で話すのも、家族と話すのも支障はなくなって本当に

ありがたいんですが、細かいところで言葉が出にくい、

というのは感じます。自身にしか分からないレベルですけど。

 

そうするとどうしても会話は遅くなりがちだし、パッと

出るひらめきが無くなっているような感じでね。健康な時は

もっとイカした言葉を返せたと思うんだけどなぁ。(笑)

まだ改善の余地があるなら、話すことが訓練になりますよね。

 

そうそう、あたまと言えば髪を切りました。え?切るほど

生えてねーじゃん。と言われそうですが、母が旧知の美容師

さんに家で切ってもらっているので、ついでに。確かにまだ

短いですが、そこはプロ。イイ感じになりましたよ。これも

自分にしか分からないレベルかも!?

2022年3月10日 木曜日

カテゴリー 院長室

タグ

ハイドロリリースが効かぬわけ

ハイドロリリースは超音波装置(エコー)下に筋肉、筋間を

観察しながら、生理食塩水を注入して血管や神経の圧迫・牽引

を解放する治療法です。

 

浅い部位を描出する機能があるエコーじゃないといけないし、

やたらめったら打っても効かないのである程度の訓練は必要に

なります。この地域で実施している機関が少ないので、結構

問い合わせがあります。

 

実際にやってみると、直後から楽になる人と何も変わらない人

がいます。不変の人は性格が悪い…わけじゃなく(笑)効く

病態ではないのではないかと言えます。上記のように筋間を

拡げて血管神経を解放する理屈なので、そこに異常が無ければ

ただ水を注入しているだけ、になってしまうわけです。

 

残念ながら施行前に効・無効を判断する検査がないので、まず

やってみてどういう反応をするか、を観察するしかないのが

実情ですが、期待が高すぎると申し訳なく思います。

 

では無効の場合、どういう病態が想定されるでしょうか?

いくつか挙げられますが、まずはより高位で圧迫がある時。

例えば頚椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症と言った脊髄

の中の問題です。ここに針を刺したら必殺仕事人になっちゃい

ますので、手術も選択肢になります。検査はMRIですね。

 

あと鉄不足や血糖乱高下と言った栄養の問題。これらは

単独ではなく混在することもあるので厄介です。しかも健診

レベルでは見逃されやすいのも放置される原因です。こちら

はまずは血液検査による分析が必須です。

 

ハイドロリリースに限らないですが、極力病態を分析して

行った方が効率は上がると思います。

2022年2月17日 木曜日

カテゴリー 院長室

タグ

1ヶ月やってみて

どうも、腰パン先生です。(気に入ってる? 笑)代診の先生

を終了して、僕だけでの診療になって1ヶ月が経ちました。

まずは無事に乗り切れたことと、予約制などの不便さを御理解

頂いた皆さんに感謝です。

 

体調はどうだったかというと、さすがに絶好調!とはいか

なかったです。診療日はグッタリして22:30くらいに寝て

ましたからね。(^ ^;)それでもやるべきことができる喜び

を実感した1ヶ月でもありました。

 

新しい抗癌剤は、副作用なし、なんて虫の良い話はなく悪心

と便秘が出ました。前の抗癌剤と同じなので慣れたもんよ!

と強がってますが、いずれも食欲が落ちるので厄介です。あと

肝臓の血液データが急に悪化しましたね。これも倦怠感や

食欲低下の原因になるので要注意です。

 

とは言え、新しい抗癌剤になって明らかにリンパ節や骨への

転移の痛みが減ったので、メリットの方が大きいです。何せ

睡眠の質が向上した。やはり治療の効果を実感できるとモチ

ベーションも維持できると改めて感じた次第です。気持ち悪い

のに癌は元気、じゃ腹立つもんね。(笑)

 

まだ新しい抗癌剤は1回やっただけなので、これからまだまだ

副作用と効果に一喜一憂の日々ですが、近視眼的にならない

よう気を付けながら頑張ります。

2022年2月3日 木曜日

カテゴリー 院長室

タグ

検査項目多いよね

オーソモレキュラーを実施するにあたり、血液検査は必須に

なりますが、検査項目が多く採血管も5本くらい使用する

ので最初はギョッとされます。(^ ^;)

 

そもそも何故項目が多いのかというと、オーソモレキュラー

が「病気を探す」のではなく「病気を予見する」治療だから

です。例えば健康診断で「AST、ALTの上昇」があると

「肝臓が悪い」と判断され肝臓の病気を探す検査が追加され

たりしますが、オーソモレキュラーではAST、ALTって何?

から始まります。(笑)そしてそこに関わる栄養素の過不足

を判断し、仮に現在病気がなくても今後起こりうる病態を

推理して患者さんにアドバイスします。

 

特に、糖質、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラルを

重要視し栄養状態を分析していきますが、特に重要なのが

タンパク質です。タンパク質は人体を構成する主成分で

皮膚も筋肉も、ホルモンも酵素もタンパク質なしでは成立

しません。タンパク質代謝の改善がオーソモレキュラーの

ゴールと言っても過言ではないでしょう。

 

血液データでもタンパク質代謝に関係する項目は多く、

目を皿のようにしてチェックします。かく言う僕も10kg

近くやせたので、やはりタンパク質代謝は落ちています。

実は白衣の下はセーターもインしてますからね。そうしない

とズボンが下がって腰パンおやじになっちゃうのよ。(笑)

 

昨今、情報が容易に入手でき、サプリメントも通販で買える

ようになりました。ついつい自己判断でサプリを始めがち

ですが、それはオーソモレキュラーとは言いません。まず

検査で分析を行って方針をあらかた決めてから取り組む

べきです。その方が安全ですしね。実践機関が少ないのが

難点ですが、予防医学の中核になるものと思っています。

2022年1月21日 金曜日

カテゴリー 院長室

タグ

謹賀新年

少し遅くなりましたが、皆様あけましておめでとうございます。

昨日が仕事初めでしたが、休み明けはさすがに応えますね、って

ずっと休んでたんで正月に限ったことではないですが。(^ ^;)

 

今月からは僕だけで、月・木・土の午前午後診をやります。

全て予約制になるので御不便をおかけ致しますが、どうぞ

御容赦ください。

 

診療内容はハイドロリリース再開、Bスポット(EAT)はまだ

未定、です。ハイドロリリースもEATも実施クリニックがまだ

少ないので、要望が高いですね。EATは鼻うがいや口テープ、

あいうべ体操でも代用にはなりますので、再開までは何とか

それでしのいで下さいませ。m(_ _)m

 

僕自身は抗癌剤が19日までないせいか、体調は良いです。

結局、年末ギリギリで以前お伝えしていた新しい抗癌剤に変更

することになりまして、今はその予備検査の最中なんです。

入院は泣いて頼んで(笑)何とか避けました。再開後副作用が

どうなるか分かりませんが、期待大です。

 

あとは寝癖がつくようになりました!ほんのりですが。(笑)

寒くないところでは、帽子OFFで過ごそうと思います。

ほんのり寝癖が愛おしい正月でした。(^ -)b

2022年1月7日 金曜日

カテゴリー 院長室

タグ