2日前、祖母が腸閉塞と言う病気で緊急手術を
しました。腸閉塞とは何らかの理由により腸が
動かなくなる病気ですが、原因によっていくつか
タイプがあります。
祖母は腸に行く血管がしまって腸が麻痺する
絞扼性タイプで、これは急性に病状が進展します。
実際に切除した腸はかなり壊死していました。
漢方では腸閉塞というと、大建中湯(ダイケンチュウトウ)と言う
薬を使いますが、もちろん絞扼性のものには効果はありません。
もしも漢方一辺倒で治療していたら祖母は生命の危機に
陥っていたでしょう。西洋治療と漢方治療の住み分けの
重要性を示唆された気分でした。
祖母は85歳と高齢で、まだまだ予断を許しませんが、
アタマだけはしっかりしている人なので、きっと回復すると
思います。頑張れ、ばあちゃん!
ちなみに昨日は東京の叔父たちが一気に集合したので、
久々の大人数での宴会となりました。
五苓散に頼りっぱなし…。(^ ^;)