院長室

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今日で1年

今日、6月25日で救急搬送されてからちょうど1年が経ち

ます。もう何か遙か昔の話のように感じます。でもそのように

感じられるのは、思った以上に早く回復できたからなのかも

知れません。

 

経過について詳しくは過去記事に書きましたが、思い出すだけ

でゾッとします。コミニュケーションが不可能で、かつ癌宣告

ですからね。(^ ^;)でも家族、ウチのスタッフ、執刀医、

放射線医、呼吸器内科医、ナースやリハビリの方々、と本当に

お世話になりここまで来られたのだとしみじみ思います。

 

猛暑、酷暑のニュースが連日流れていますが、去年は病室で

軟禁状態(笑)だったのでほとんど夏を感じていません。その

ため、暑いのがちょっと嬉しかったりします。まあ元々出不精

なので夏を満喫!みたいなタイプじゃないんですけどね。

もしも急にサーフィンとかやり出したらアタマおかしくなって

ますので誰か止めてください。

 

仕事の面でも代診の先生方に助けられ、何とか休業しないで

済みました。感謝してもしきれません。そして一人での診療

を再開して半年、正直以前のように人数をこなすのは難しい

ですが、休まずにできています。ただ、診療は今後も日数や

人数を限定してやっていくことになると思います。どうぞ

御容赦を。

 

癌の進捗はやや悪化です。一時、急に改善を見ましたがその後

は停滞気味で腫瘍マーカーが徐々に上昇しています。当然これ

からも抗癌剤治療は続きます。これだけを聞くと、もの凄く

重病人のようですが体調は良いです。患者さん側に立てたと

いうのが、実はこの1年で一番価値のある経験かも知れません。

これから自分はどう生きていくか、じっくり考えながらまた

1年を過ごしたいと思います。

2022年6月25日 土曜日

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熱中症と脱水症

毎年のことですが、これから気温が高くなると熱中症と脱水症

に注意喚起がされます。死に至ることもあるので侮れない病態

です。

 

水分摂取もうるさく言われますが、注意すべきはミネラルを

同時に取る必要があることです。スポーツドリンクを勧める

向きもありますが、意外と糖質が多いのであまり得策とは言え

ません。市販品ではポカリ>アクエリアス>OS1と言った順で

糖が多いです。

 

そして日本のミネラルウォーターは軟水(=ミネラル少ない)

がほとんどなので硬水を選ぶのが良いです。種類は色々ある

のですが、入手のしやすさから選ぶとエビアンがベターです。

ゲロルシュタイナーという商品はさらに高硬度ですが、炭酸

入りです。炭酸抜けるとクソまずい。(^ ^;)

 

ミネラル摂取は他に天然塩も便利です。理想はマグネシウムが

最も多いぬちまーす®ですが、人気商品で品切れや割高が多い

のが難点です。他の塩を使用する場合は、マグ>カルになって

いるかチェックしてください。

 

特に高齢の方は、あまり口渇やほてりを感じない傾向がある

ので要注意です。湿度が高いと体感温度は上がるので、これから

の季節、より換気が重要になります。夜間は天井に向かって

扇風機やサーキュレーターを回すと良いです。水分を摂ると

トイレが近くなると言って我慢する方もしばしばですが、これは

危険なのでNGです。口をすすぐだけでもいいので、定期的に

やってください。

 

やっとアナウンスされるようになりましたが、マスクも大きな

リスクです。熱された地面から近い子供にマスクをさせて

外出するのは殺人行為です。総理、もうマスクいらん!って

言ってちょー!

2022年6月12日 日曜日

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「トップガン マーヴェリック」

控えめに言ってクソヤベェ、、いや、失礼。まさかのトップガン

の続編です。3年ほど公開延期がありましたから正確には33年

ぶりとなります。劇中でも同様の時間が経過しており、マーヴェリック

は周囲が昇進していく中、今でも大佐に留まりテストパイロットを

しています。あ、マーヴェリックというのは個人識別しやすくする

ためのコードネームみたいなもので、我らがトム・クルーズのこと

です。

 

前作が青春詰め合わせイケイケお祭り映画(笑)だったのに対し、

今作は前作をトレースしながらもマーヴェリックと亡き相棒、

そしてその息子との人間関係を柱に進行します。この部分の感動

を味わうためにはやはり前作は鑑賞しておいた方が良いでしょう。

若干苦痛ですが。(^ ^;)amazon prime 会員なら無料でっせ。

 

そして何と言ってもスカイアクションがド迫力!グリーンバックに

CGを合わせるような小手先の撮影など糞食らえと限界まで実機

を使用して撮影されています。演者はなんと5ヶ月もこの映画の

ために訓練したそうです。クレイジーや。主人公達が挑む作戦の

設定がウルトラハード過ぎん?という突っ込みはありますが、緊迫

した場面ではBGMが消えてパイロットの息遣いだけになったりして

観ているこちらが何故かGを感じるほどです。

 

この成功はもちろんトム様の魅力によるものですが、脚本が

クリストファー・マッカリー、監督がジョセフ・コシンスキー

というここ最近のトム様映画最強の布陣なのもあるでしょう。

131分というやや長尺を全く苦痛を感じさせない血湧き肉躍る

作品に仕立て上げたのは見事です。そしてここまでやるか!

という強い拘りは、そのままトム様の映画に対する姿勢でも

あるのでしょう。コロナ禍で配信映画が増えましたが、映画館

でしか味わえない体験があるのだよ!という熱意の塊のような

映画です。なんせトム様が続編製作権を自ら購入してまで拘った

作品ですから、是非とも映画館でご鑑賞ください。

 

そう言えば、大半が消失した僕の映画鑑賞記録ですが、劇場の

閲覧履歴やこの映画レビューを参考に9割方再現できました。

めっちゃ大変だったけど。ご心配頂いた方(イネーヨ)、ありがとう

ございました。(^ ^)

2022年6月2日 木曜日

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