はりの部屋

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重だるさの原因

ここのところ、蒸し暑かったり風が強かったりと、天候が安定しませんね。

こんな時は、体調も崩しやすいです。

東洋医学では、暑い、寒い、風、湿気などの気候が身体の不調の原因と

なると「外邪」と呼び、暑邪、寒邪、風邪、湿邪などと表現します。

 

最近、むくみや身体の重だるさ、痰などの症状を訴える方がいらっしゃい

ました。これらの症状は、湿が影響していることがあります。

梅雨の時期に、身体が重だるくなるのがこれですね。

上記の症状は、外邪としての湿邪だけでなく食事も関係し、脂っこいもの

や濃い味付け、甘いものなどが原因となります。

 

私たちの身体は食べたもので作られます。食生活は、健康にとって大切な

要素ですね。

 

今週の予約状況です。

5/21(月) 5/22(火) 5/24(木) 5/25(金) 5/26(土)
午前
午後

〇…空きあり △…一部空きあり

※6/2(土)の午後は、鍼灸師不在のため、はり施術はお休みします。

2018年5月20日 日曜日

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コーヒーブレーク

仕事の休憩時、朝の目覚めに、やる気を出す時に、と

様々なシーンでコーヒーは好まれています。僕もほぼ毎日

飲んでいますが、さて、栄養療法的にはどうなのでしょう?

 

コーヒーで問題になるのはやはりカフェインです。カフェイン

は交感神経興奮作用がある歴とした薬剤なので、過飲は

当然副作用があります。コーヒーを飲み過ぎて悪心が出た

経験はないでしょうか?コーヒーはあくまで食品なので

上限はなく「規制のない薬剤」という見方もできます。

 

では少量なら問題は無いかというと、実はそうでもない

のです。それはコーヒーを飲むタイミングと動機に現れます。

例えば、寝起きにコーヒーを飲まないと動けない、とか

コーヒーを飲まないと集中できない、といった場合です。

これはカフェインの力を借りて交感神経を刺激しなければ

いけない状態、ということで立派な副腎疲労の一所見です。

 

起床直前にはコルチゾールというホルモンがドッと分泌

されて血圧と血糖値を上昇させるので速やかに覚醒する、

のが普通です。副腎疲労でコルチゾールの分泌が弱まると

これらが上手く行かず、寝起きが不調になり、結果として

カフェインの力に頼らざるを得なくなるのです。ついでに

糖も欲しくなります。甘いカフェラテでお目覚め、なんて

のはおしゃれでも何でもないんですねぇ。(^ ^;)

 

またカフェインには中毒性もあるので、副腎疲労の方が

コーヒーに頼っているとどんどん過量になり、さらに不調

を招く…なんて可能性もあります。コーヒーを飲んで

「ホッとする」のなら問題はないと思いますが、飲まないと

やってられない、とか最近飲む量が増えている、という場合

は注意が必要です。

2018年5月17日 木曜日

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サプリもお安く

新検査、価格見直しに伴い海外製のサプリメントも全種

ではないですが若干お安くなります。まあ100〜200円

程度なんですが。(^ ^;)

 

海外製のサプリメントを使う理由は、日本では薬剤に指定

されていてサプリメントととして使えない栄養素がある、

日本製に比べて高用量である、という点が挙げられます。

例えば活性型ビタミンB6は日本製サプリメントでは

入れられないし、海外製のものは二度見するくらい(笑)

ハイスペックなものがあります。

 

でも日本製のサプリメントがダメなわけではありません。

日本人の特性に合わせた配合や剤型になっていますし、

安全性の面でも安心度は高いでしょう。これらとコストを

総合してよりベターな選択肢を提供するためにも両方ある

方がいいかなと思っています。

 

とはいえ、いつも言うようにサプリメントはあくまでも

食事の補助です。薬ではありません。不足分を食事では

補えそうにない場合に利用するものです。つまり足し算の

補助です。余剰分がある場合は当然引き算をしなければ

いけません。これはサプリメントの役目ではありませんね。

 

困っている病態が、足し算が必要なのか引き算が必要なのか、

足し算が必要ならば吸収に問題はないだろうか、引き算は

何から手を付けるべきか、治療もこういったバランス感覚が

とても重要になります。つらい症状はどうしてもそこばかり

に意識が行きますが、少しでも俯瞰して収支(?)のバランス

を整える戦略が必要です。

 

2018年5月14日 月曜日

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気圧病にも

さていよいよ梅雨に向かって気圧変動の季節になって

きました。例年、五苓散をはじめとする「利水」効果

のある生薬を配合した漢方薬で対処していますが、

これだけではダメ、という場合もあります。

 

西洋医学的には乗り物酔いなどに使ういわゆる「酔い止め」

の薬が効果アリ、とされています。耳鼻科で処方して

もらえます。栄養療法的には自律神経バランスや

タンパク代謝を整えることで対処しますが、これは

速効性はないのでオンシーズンに始めても効果を感じ

ないかも知れません。

 

薬物療法、食事療法、とくれば残るは運動療法ですね。

え?運動が気圧病に?と思うかも知れませんが、意外

にも対策があるんです。それはズバリ頚。しかも後頭部

のすぐ下、髪の生え際辺りが狙い所です。

 

脳は脳脊髄液という液体の中にぷかぷか浮いている状態

ですが、これは脳だけでなくその名の通り脊髄周囲も

満たしています。つまり脳から脊髄をオタマジャクシに

例えて、オタマジャクシの全身が水の中に浮いている、

というのが正常状態です。この脳脊髄液の流れが悪くなる

と気圧病が出やすいので、一番くびれている部位=

頭と頚のつなぎ目、が運動療法的な治療対象になるわけ

です。

 

専門的な手技はさすが自分ではできませんが、簡易版と

して、後頭部と頚の境目に指をあてがって顎を引きながら

真上に引き上げる、という操作で脳脊髄液の流れを改善

する効果が期待できます。頚凝りなんかにも良いので、

是非試してみてください。

2018年5月10日 木曜日

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6月の診療日程更新

と言っても6月は祝日も臨時休診もないのでカレンダー

通りです。梅雨なので意外にも漢方薬が活躍する季節

です。もちろん飲まずに済むのがベストですが。

 

そんな梅雨を先取りしたお湿り打線の我らがドラゴンズ。

調子が上がりませんなぁ。ジーの離脱は痛い誤算でしたが、

松坂の活躍は戦力的にも興行的にも嬉しい方の誤算で、

まあ結局は若い投手陣の実力にチーム順位も相関して

いると言ったところでしょうか。小笠原、柳、笠原、

鈴木翔、若松…のうち2人でももう少し長い回を投げ

られればねぇ。共通する課題は制球力でしょうか。

ドラゴンズの鬱憤は愛知ディオーネを応援することで

晴らしましょうぞ。(^ ^)

2018年5月8日 火曜日

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