院長室

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口ケア

鼻ケアをしっかりやろうと思えば、口腔内環境を無視

することはできません。口テープやあいうべ体操は

前回紹介しましたが、口腔内環境を良くするにはさらに

工夫が必要です。

 

口腔内も極めて細菌の多い場所で、腸内と同様に善玉と

悪玉が共存しています。口腔内環境を改善するという

ことはイコール、口腔内細菌のバランスを整えることです。

それにはまず食べ物が重要であることは強調しておきます。

もう基本っすね。(^ ^)その上で留意すべきは歯みがきです。

 

「歯のプラークコントロール」は聞いたことがあると

思いますが結構難しいものです。単に歯ブラシで磨くだけ

では不完全で、歯間ブラシやフロスを駆使することが

ほとんど必須です。できれば起床すぐ、朝食前のタイミング

が好ましいです。電動歯ブラシは良いのですが、結構

刺激が強いので歯に置く程度の強さで行います。間違っても

ゴシゴシしないこと。

 

歯磨き粉は研磨剤や合成殺菌剤、界面活性剤を含まない

ものを選びましょう。マウスウォッシュをする場合も

同様です。ウチでは「デントラクト」という乳酸菌生成

エキス入り歯みがきを取り扱っていますが、歯肉出血が

なくなるなど結構好評です。

 

そしてよく噛むことです。咀嚼によって唾液分泌が誘導

されますが、唾液こそ自前の殺菌成分です。また唾液が

出ることで消化酵素の分泌が刺激されるので、消化にも

グッドです。…となると次回は「○○ケア」ですね。(ニヤリ)

2016年4月11日 月曜日

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鼻ケア

上咽頭炎に対するBスポット治療がにわかに再ブレイク

しておりますが、これは結局アレルギー疾患が減って

いない現状の象徴と言えるかも知れません。鼻は気道

ですが、同時に重要な免疫臓器なのです。

 

花粉症のみならず、後鼻漏や鼻閉、異臭などに悩む方は

意外と多いです。西洋医学的には抗アレルギー剤と抗生剤

の長期投与と排膿がメインですが、これらは対症療法

ですね。もう1段深く改善したいものです。当然糖質過剰

の習慣があればまずその改善が必要ですが、そんなに

すぐに効果は出ません。そこでお勧めしているのは

「鼻ケア」です。

 

Bスポットも良い治療法ですが、あくまでこれは抗炎症の

ためのツールです。意外と見逃されるのは鼻腔、口腔の

乾燥です。これがあると炎症が助長されてしまいます。

なので、鼻ケアの中心は「鼻と口を潤すこと」になります。

最近鼻の穴にワセリンを塗布する方法が紹介されていますが、

これも乾燥を防ぐ効果があります。鼻の奥まで乾燥感が

あれば寝る前に液状馬油を垂らすのもいいです。

 

ただ、口が開いていてはすぐに乾燥してしまうので、就寝中

の口テープ併用は必須と言って良いでしょう。低位舌も

関係しますので、「あいうべ体操」で口周囲の筋トレも

やると尚効果的です。

 

1日中鼻閉があって口テープも鼻ワセリンも厳しいという

方は必殺!鼻洗浄!市販の簡易洗浄器で十分なので、

是非トライしてみてください。この洗浄器にマグネシウム

スプレーを混ぜるとさらに効果が高まるそうです。(^ ^)

2016年4月7日 木曜日

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5月の診療日程更新

あっという間にGWのお知らせをする季節に。時間が

過ぎるのを早く感じるのは変化のない証拠なんだと。

まあ納得してしまう自分を反省しよう。

 

そして変化を見せているのが我らがドラゴンズ。まだ

10試合消化という段階で、クリーンナップから2人が

消え、福を先発させなきゃいけない台所事情、と結構

悲惨な状況ですが、5割は優秀。しかも小熊が完封と来た。

今年は対策が早いのが戦略の特徴なのかも。周平、ビシエド

が目立っていますが、田島、福谷、桂、杉山のリリーフ

&捕手が功労者でしょう。週末の巨人戦で吉見がどういう

ピッチングをするかで、ある程度序盤の戦い方が見えて

くるかな。攻撃陣は3番を誰にするかが課題か。贔屓の

福ちゃんが昇格したので、益々応援に力がこもるってもん

です。しばらくは代打かなー。

2016年4月6日 水曜日

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「あやしい彼女」

いや、おもしろいよコレ。73歳のちゃきちゃき婆ちゃんが

20歳に若返ってしまうというファンタジーコメディ。そんな

ジャンルも観るのデス。

 

女手ひとつで娘を育て上げ、周囲からは距離を置かれる悪態

ぶり、でも気概は人一倍高貴な元気印の婆ちゃんがひょんな

ことでぴちぴちギャル(死語)になっちゃったことで巻き起こす

騒動がとても小気味よくて楽しい。この手の作品にツッコミを

入れるのはナンセンスですが、その分強力な魅力や迫力が

要求されるジャンルでもあります。ファンタジーのくせに妙に

説明セリフが続いたり、役者がハマっていなければ急に冷め

ちゃうんですよね。

 

この作品においての魅力は、何と言っても若返った婆ちゃんを

演じる多部未華子さん。なんかめっちゃかわいい。今風でない

顔立ちが功を奏して、違和感なく物語に引き込みます。そして

迫力は歌。多部ちゃん、うまいやん。過去を思い出しながらの

歌唱シーンは圧巻です。この演技の説得力を出させているのは

リアル婆ちゃん(?)を演じる倍賞美津子さんのおかげなわけ

ですが、にしても多部さんに依るところが大きい作品です。

 

また要潤さん、小林聡美さん、志賀廣太郎さん、といった

実力派俳優陣も出過ぎず、ハシャギ過ぎず、ちょうど良い演技

で心地よかったです。その勢いで主題歌の「帰り道」もつい

過剰評価してしまうほど。(^ ^;)

 

監督は水田伸生さん。「謝罪の王様」での悪ノリを反省した

のか(笑)、バランスの良いコメディ作品に仕上がっております。

韓国映画のリメイクなのでオリジナルでないところは残念無念

ですが、心の洗濯になる素敵な映画です。

2016年4月4日 月曜日

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