はりの部屋

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せき、鼻水の対処法

せきや鼻水を訴える方が増えてきました。

これらの症状は、東洋医学的には熱(陽)の反応

と考えます。

熱の反応といっても発熱しているわけではなく、

体内に熱がこもっているイメージです。

 

せきや鼻水は、そのこもった熱を体外に排出する

反応なんですね。

ですから、無理に症状を止めようとすると熱が

こもったままになるので、他の症状を招くこと

にもつながります。

 

熱がこもる要因として

・エアコン

・長風呂

・食事の量と質

などがあります。

 

エアコンは室内の空気を温めます。

その温められた空気を吸うことで、肺が熱をもちます。

東洋医学では、肺と皮ふや気管支、鼻は関係が深い

と考えていますので、せきや鼻水といった症状が

出るのです。

また、お風呂も蒸気から熱を吸いますし、湯につかる

ことで熱を取り込みます。

長風呂することで温められ過ぎてしまい、症状が出や

すくなります。

 

食事も関係します。

食べ過ぎ・飲み過ぎは、身体に熱を生む要因となります。

質としては、脂っこいものや味が濃いもの、甘いものなど

は熱の要素が強い食べ物ですので、これらを摂取すると身

体に熱を生みます。

ニンニクなど香りのきつい物も同様です。

 

生活習慣の見直しでできる対策として

・エアコンを入れる時は、こまめに換気をして冷たい

空気を肺に入れる。

・風呂は短めに。

・食べ過ぎ・飲み過ぎに注意する。味付けは薄くし、

甘味をなるべく控える。

といいですね。

 

柿は肺の熱を冷ます働きがありますので、せきや鼻水が

出ている時におススメの食材です。

が、冷やす作用があるので食べ過ぎには注意しましょう。

2020年12月12日 土曜日

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