院長室

« 2月 2024 11月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30

いまさら鑑賞記

忘れた頃にやってくるDVD鑑賞記、殺人的猛暑のこの夏はアウトドアより

むしろ室内映画鑑賞がオススメです!と自分に都合のよい過ごし方を推して

みたりして。(^ ^)では早速。

 

・「グッモーエビアン」

大泉洋、麻生久美子主演のハートフル家族コメディ。これは良いです。洋ちゃん

ファンであることを差し引いてもこれは良いです。洋ちゃんのキャラの演出は

やややり過ぎですが、とてもまとまりがあって無駄のない脚本で入り込めます。

何と言っても子役の三吉彩花が抜群にイイです。子役と言っても当時15才なん

ですが、めっちゃウマい。かつかわいい。芸達者な洋ちゃん、麻生さんに全く

負けてません。恐るべし。かつかわいい。洋ちゃんのファンサービス満点の

メイキングも是非観て下さい。

 

・「サイタマノラッパー」1〜3

超低予算&超ローカルな田舎ラッパーの話。じわじわと人気が出てなんと第3弾

まで作製されちゃったのですよ。僕は全くラップミュージックに心動かされない

ので殿堂入り(マイライブラリーに入ることね)は成されませんでしたが、確かに

面白い。実は入江悠監督の特徴は、シーンの長回しです。クライマックスはもう

異常に長い。それをやらされる役者さん達はたまったもんじゃないんでしょうけど、

それで生まれる緊張感がハンパないんですよ。しかもラップだから、台詞量は

とんでもないことになってます。一見の価値アリです。ちなみに僕は第2弾の

女子ラッパーの話が好きです。こちらもメイキングを是非観て欲しい。

 

・「ザ・レイド」

インドネシア発の警察アクションモノ。タイ発の「マッハ!!!」の例もあるので、

一体どんなアクションが展開されるのかドキドキでした。ストーリーは主人公達が

麻薬王の支配するビルを敵と戦いながら上へ進むというこの上なくシンプルなもの

ですが、これはまあアクションを引き立てるための演出でもあるのでしょう。で、

肝心のアクションですが、シラットという武術を駆使した、さながらカンフーもの

っぽいスピード感あふれるシーンの連発で、なかなかのもんです。しかし男達の

挽歌さながらの、不死野郎だらけで、後半はげんなり。なんせ、蛍光灯を首に

ぶっ刺されたまま普通に戦うんですもの。ゾンビ映画かよ!と。まあでもアクション

好きにはよいオカズです。

 

・「SPL 狼よ静かに死ね」

ドニー・イェンVSサモ・ハン・キンポー、と聞いただけでだいたいどんな内容か

分かっちゃうよね?的な映画。一応警察モノですが、ルール無用に復讐し合う様は

かなり非道徳的です。まあアクションを引き立てるため…(略)

しかしながら、あまりに演出がひどいので、肝心のアクション大御所対決も少し

しらけます。デブゴンの相変わらずのキレの良さには舌を巻きますが、主要キャラ

死にすぎ。しかもみんな身勝手。主人公達に感情移入できないとアクション映画の

魅力半減という好例でしょう。コレを観るなら、是非「イップマン」の方を。

 

・「FUNKIST South AfricaにThank youツアー」

映画ではないのですが、FUNKISTというバンドが南アフリカに行った様子を描いた

ドギュメンタリーです。あまりメジャーなバンドではありませんが、名曲多しです。

「愛のうた」は僕の傑作トップ5に入ります。ロックバンドなのにフルートが入る

のが特徴なんですが、2年前にフルート担当の女性が亡くなってしまったんですよ。

フルートのないFUNKISTなんて考えられない…。今ではさらに1人脱退して5人に

なってしまったので、7人当時の姿を拝める最後の映像かも知れません。陽子ちゃん

が楽しそうにフルートを演奏する姿を見ると泣けてきます。もっと知られるといいなぁ。

 

2013年7月11日 木曜日

カテゴリー 院長室

タグ