久しぶりに院長室が更新しております。
院長の病状が何度かに分けて書かれます。
どうぞお読みくださいませ。(v v)
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お久しぶりです、院長です。退院して参りました。
この度は大変なご迷惑をおかけいたしました…いや、まだ
してますね。(^ ^;)急な入院だったため何もフォローが
できずかなり混乱したと思います。改めて、申し訳ありま
せんでした。
皆さん、「何が起きたのよ?!」と気になっているでしょう
から、これから数回に分けて今回僕の身体に何が起きたのか
を説明していきたいと思います。
まず入院のきっかけとなったのは、頭痛と構語障害です。
構語障害というのは思うように話せなくなること。僕の場合、
診療中だったので、病状の説明でトンチンカンな言葉が
出てきてしまっていました。患者さんもさぞ驚いたことで
しょう。トラウマになってなきゃいいけど。(笑)そして
頭痛が襲ってきてまともに診療できなくなり、これはもう
無理だ、と判断したスタッフが救急車を呼んでくれたのです。
救急車の中のことは覚えていますが、やはり受け答えは全く
おかしく、意思疎通も出来ない状況でした。で、搬送先で
緊急入院となり、諸々の検査の結果、脳内に6cm大の腫瘍
が発見されたのです。6cmというと結構な大きさで、周囲
の脳組織を圧迫し、さらに浮腫が起きるので様々な症状が
出るようです。要は “脳がパンパン” 状態です。
ここまでデカいと当然手術しか方法はなく、開頭腫瘍摘出術
を施行して頂きました。大きいと全部取り切れなかったり、
場所によっては正常脳組織を損傷する恐れがあるとか怖い
事前説明を受けましたが、まあ選択肢はないので、まな板
の上の鯉です。結果、大変上手に手術をして頂き、腫瘍は
脳組織を損傷することなく輸血もせずに摘出でき、無事に
終了しました。10時間 以上の大手術だったそうです。
ただ、摘出した腫瘍から癌細胞が検出されてしまったのです。
→②に続く