院長室

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GFCF、そして

体調不良の方に色々と食事指導をしておりますが、中でも

意外と難しいのは“オフ”の方です。特にGFCF(グルテンフリー

カゼインフリー)は結構な人に指導していますが、難しい

ことが多いです。

 

まずは、これらカゼインとグルテンに難治性の脳機能依存

が起きること。これらを抑制すると、急に怒り出す子や

気分が不快になる大人がいます。これはワガママなのでは

なく、脳がそれだけ依存しているからです。もちろん、

検査で異常がはっきりと出ていれば、頑張ってゼロには

したいですが、それもやり方は千差万別です。

 

例えば、お子さんなら先に「何か」を食べないと乳は

出さない、という方法やカゼインフリーの乳を試すなど

の方法です。小麦に関してもいきなりゼロやで!とする

のは中々無理なので、徐々に減らす方が結果的に長続き

します。ガンバ!です。

 

そして次に、というか最も難しいのが空腹時の糖制限で

しょうか。これはむしろゼロにする必要はないぜ、って

言ってるのでそこが難しいのかなぁ。ただもちろん糖の

種類はこだわる必要がありますけど。

 

意外と誤解されるのが、「空腹時」って言ってるのに

患者さんは「じゃあ、何を食べろって!?」とキレ気味

になる場合。(^ ^;)もちろん順番を変えるだけなので、

食べたっていいんですが、それもサラダを食べたらすぐに

おにぎり食べてもよい?とか、まあ最近はできるなら

それでよし!としてます。

 

これらも結局は脳の「糖要求」に身体が慣れていない、

という点です。グルテン、カゼイン、そして糖。これら

をしっかりと抑制すると調子が良くなるんですが、決して

焦らせないことです。

2021年6月17日 木曜日

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