院長室

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ビタミンチャージ!

実際に優先して欲しいのはミネラルチャージ!ですが、

ビタミンも熱中症の時期には特に不足します。しっかり

補給すべき事に間違いはありません。

 

ただやはり市販のドリンク剤などは糖質が多く、チャージ

しているのは砂糖だけ、なんて商品が結構あります。砂糖

を摂って血糖値が上がれば一時的に元気にはなるので、

効いてるように感じますが、その後にやって来る低血糖

でだるくなったり、眠くなったり、冷や汗が出たり。

結局また砂糖をチャージしたくなり…という悪循環に

はまります。まあドーピングみたいなもんです。(笑)

 

栄養素は食材から摂取するのが前提ではありますが、どうせ

ドーピングするなら身体に危険のないものにしたい所

です。そこでオススメしているのが「ビタミックス」と

いうサプリメント。ペットボトル飲料1本分くらいの

コストでビタミンB、C、A、ついでに食物繊維も摂れる

スグレモノです。水溶性の粉末なので、水に溶いたり

炭酸で割ったりとジュースにして飲みます。もちろん糖質

は入っていません。レモン味で子供もゴクゴク飲めます。

僕は無調整の豆乳で割って飲んだりしてます。ウマイよ。

 

1箱30袋入り、4100円。お試し6回分、900円。

でご用意しています。是非お試しください。

2016年8月8日 月曜日

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9月の診療日程更新

オリンピックの熱狂、甲子園の熱戦、列島の発熱(?)

こんなに暑い季節にまあなんと暑苦しいこと。(^ ^;)

こうなったら台湾ラーメンと激辛カレーでさらに夏を

盛り上げよう!…僕はやらんけど。ここにドラゴンズの

白熱が加わると素敵なんだけど…とっくに終戦状態です

からねぇ。(泣)

 

さて、9月は下旬の連休に合わせて診療日に変更があり

ます。21日(水)は診療します。

2016年8月8日 月曜日

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「シン・ゴジラ」

庵野、やりやがった。(敬称略)2年前のギャレス・エドワーズ

版はゴジラの怪獣映画的側面を突き詰めていて、賛否はありました

が僕は大好きでした。そして今作、エヴァンゲリオンの庵野秀明

さんが総監督を務める日本発のゴジラ最新作は、ゴジラの社会的

側面を強烈に押し出した傑作となりました。

 

まあゴジラはファン層が幅広いので、やはり今作も賛否があると

思いますが、子供向けでないポリティカルな作品に仕上がって

いる点で、初代作品へのオマージュが強い作風であることが

特徴です。「ゴジラvs〜」シリーズを期待して行ってはイケマセン。

 

特にゴジラを無慈悲な破壊者として描いている部分やそれに

直面する市民の描き方から、明らかに東日本大震災を意識して

いて、さらにはそれに対応した政府や官僚達への痛烈な批判

にもなっています。はっきり言って、これがメインです。

だからこそ、今作は日本人の心に刺さりますし、庵野監督が

敢えてゴジラに手を出した理由にもなっているのかと思います。

 

社会映画色が強いですが、怪獣映画としても十分見所は多く、

ゴジラが本領発揮するシーンには口ポッカーンになること

請け合い。(笑)ゴジラそのものの造形も登場から最後まで、

驚かされ続けます。そして随所にエヴァを意識させる演出があったり、

古き良き東宝映画的演出があったりと、庵野監督にしては観衆

寄りのサービスが目立ちます。でもこれも社会的要素に偏りがちな

内容のバランサーになっていて、とても賢いと感じました。

 

宣伝方法も秘密保持が徹底していて、昨今目立つCMでの重大

ネタバレ事案にならなくて本当に良かった。俳優陣もチョイキャラ

まで有名俳優が起用されているので、それを探すマニアックな楽しみ

にも対応してくれます。ひとつ難点を挙げれば、石原さとみさん役

のキャラですかね。ルーです。大柴です。いや、それを演じきってる

彼女は素晴らしいんですが。(^ ^;)

 

いや、派手で軽くて観終わった後マッハで忘れる感動を押し売り

するSF超大作的ハリウッド映画の対極に位置する、あらゆる

意味で純和風な力作です。

2016年8月4日 木曜日

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大は小を兼ねない

久々に漢方薬の話題。漢方薬の名称は当然ながら漢字ばかり

で、患者さんも我々もその気にならなければなかなか覚え

られません。でも、テキトーに命名されるわけもなく、必ず

名称には意味があります。

 

保険で使用できる漢方薬は現在140種あまりありますが、

それぞれが開発、成立した年代がバラバラなので残念ながら

命名法に一定の法則はありません。でも、その時代に採用

されていた漢方理論や開発過程を知ると意外と面白い事実が

あったりします。

 

面白い(?)のが「大と小」。花粉症の時期によく使用される

小青竜湯という漢方薬がありますが、対して大青竜湯という

名の薬もあります。また、小柴胡湯という漢方薬に対しても

大柴胡湯があり、小建中湯に対して大建中湯があります。現代

の感覚からすると「大」の方がよく効きそうなイメージを持ち

そうですが、これが全く違います。

 

漢方で言う「大小」は「効力」ではなく「影響の強さ」を

示します。「揺らす強さ」と置き換えてもいいかも知れません。

じゃあやっぱり「大」の方が効きそうじゃん!と思いがちですが

大きく揺らす分、副作用も出やすいと言えます。構成する生薬

を見てみても、「小」を冠する薬の方が副作用対策の生薬が

配置されていたりして、全体的にバランスの良い布陣になって

いたりします。

 

大建中湯は開腹術後の腸運動回復に頻用されているので、何と

なく優しい薬で、あまり「大きく揺する」薬という認識は

ないかも知れませんが、構成生薬は温める作用のものばかり

なので、仮にほてりのある人に使用したら悪化します。

 

「大、小」を単純に「強、弱」あるいは「虚、実」と思って

しまうと意外と外れたりしますので、やはり構成生薬を

知って運用するのが間違いないと思います。

 

それはさておき、“小”池さんは都政を、国政をどう揺らして

くれますかね?

2016年8月1日 月曜日

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